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凯瑟琳的“我的第一穗”第三Dragan Murja&Nates Pettnik(大宫)vol.3 Muruja的痛苦。我不介意petunique。

背が高くて、ガッチリしていて、男前。 そんなイメージから、勝手に寡黙そうだと思っていた二人ですが、 時間と共に少しずつ、普段のお茶目な姿が見えてきました。   今回は、現在履いているスパイクのこだわりについて伺いました。 本当に正反対の二人。 異常なこだわりを見せるムルジャ選手がますます饒舌になっていきます!!   加藤理恵

图标kinggear图标KING GEAR编集部 | 2016/11/18
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加藤
 では、現在履いているスパイクについて教えてください。
 

ムルジャ アディダスのF50です。でも、これもう履かないことにしました。 

加藤 ・・・へ?なんでですか?  

ムルジャ 消耗しちゃったんです。このスパイク自体は大好きなんですけど、同じ物はもう買えないんです。もう作られてないんです。
 

加藤 そういうことですか。このペアはどれくらい履いていたんですか?  

ムルジャ 1年。この1足を、これだけを1年間大事に、試合用に使えるように節約しながら使っていました。  

加藤 えええ!!多くの選手は月に1回くらいのペースで新しいスパイクに替えるんじゃないんですか?

 
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Pechuniku
 ムルジャは、柔らかいソフトな選手だから長持ちするんですよ。
 

ムルジャ もちろんこれを履いてトレーニングをしてたらとっくに壊れてると思いますよ。
でももうどこに行っても手に入らないから、試合だけで大事に使ってるんです。  

加藤 どうするんですかこの先!!
 

Pechuniku あぁ、キャリアが終わるね・・・。(笑)  

ムルジャ 元々レッドスターにいた時は、色も形もこのアディダスF50に似た、ナイキのマーキュリアルを履いていました。 日本に来てからもしばらくはマーキュリアルを履いていたんですが、生産中止になっちゃって。 その後、同じマーキュリアルの新しいのを買ったけど、履いてみた感じが全然違った。 そこで、今鳥栖にいる富山(貴光)が履いていたアディダスF50を触って借りて、トレーニングで試してみたらすごく良かったんです。 マーキュリアルと同じような感覚でできて。  

加藤 が、それももう売っていない・・・  

ムルジャ この間は、色違いの同じモデル、ピンクのF50を履きました。メーカー的には同じモデルと言っているんですが、
色が違うことで履き心地も全然違うんです!!  

加藤 え?でも色だけで、あとは同じなんですよね?具体的に何が違うんですか?
 
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ムルジャ
 並べて眺めて触ったら、たぶん違うと感じられると思いますよ。ちょっと材質が違うんです、中の皮も違う感じがする。 なぜかはよくわからないんですけど、塗料の問題かもしれないし・・・アディダスの人に聞けばわかるんじゃないんですか(笑)?  

加藤 ピンク色が嫌いなだけじゃなくて・・・?
 

ムルジャ ピンクが嫌いなわけではないんです。確かに黄色のほうが好きですけど、やっぱりちょっと違うんですよ。
モデル的にも材質的にも黄色がベスト、100%でした。ただ、もうこれ以上買えないんで。  

Pechuniku でもこの間の試合でピンク履いて2点取ってましたよ、だからもういいんじゃない(笑)?
  

加藤 (笑)  

Pechuniku ムルジャはスパイクに対して非常に敏感で、何でも履けるというわけではないんです。本当に合うのを見つけるのが難しい。
 

加藤 どういった所が大事なんですか?  

ムルジャ 柔らかいこと、軽いこと。でも柔らかすぎてもダメなんです。天然皮革のすっごく柔らかいのもダメで、人工皮革がいいんです。
履いた時に違和感のないことが大事。
 
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加藤
 裸足っぽい感覚という事ですか?
 

ムルジャ いや、これはちょっと言葉にするのは難しいんですよ。自分でも何と言えばいいのかわからない。
どこかが完全にフィットしていなかったり、どこかが少しずれるとか、かなり細かいことです。 黄色のF50がなくなっちゃうから新しい足に合うスパイクを探していたのですが、いくつか買って2回トレーニングで履いて 「やっぱりダメだ」と思って誰かにあげる、というのを繰り返しました。  

加藤 どうしますか、これからは。  

ムルジャ ピンクのF50は90%くらいの満足度ですけど、まだたくさん売っていたので買い込んであります。 練習では、天然と人工皮革MIXのミズノのモナルシーダを履いていて、それはそれで結構良いので・・・ まぁとりあえず今のところは大丈夫です。  

加藤 え!練習と試合って似たようなスパイクを選ぶんじゃないですか?感覚が違ってきたりしません?
 

ムルジャ それに関しては僕は特殊なので。練習用のスパイクは100%である必要はないんです、OKであればいい。
試合で本当に合うスパイクを使いたい。履き分けることで、試合の時によりフィット感を味わえるし、 「よし、やるぞ!」って気持ちの切り替えにもなるんです。  

加藤 なるほど。ではピンクのF50がなくなったからって、モナルシーダが試合用に昇格!というわけではない?
 

ムルジャ 10足くらい買い込んであるんで・・・(笑)
 

加藤 じゃあ10年持ちますね(笑)!  

Pechuniku たぶん7年分くらい余るでしょ!
 

ムルジャ もうキャリア終わりまでいけます(笑)履いているうちに「やっぱりこれダメだ!」って思わない限りは、90%の満足度でやるつもりです。
 

加藤 でも90%なんですね~、見つけたいですね~。ペチュニク選手は?
 

Pechuniku ずれない事!!それだけです。
 
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ムルジャ
 たぶん木製のスパイクでもできますよ、彼は(笑) ペチュニクのように、ずれさえしなければどんなスパイクでもプレーできるのは僕からすれば羨ましい。  

Pechuniku サイズがしっかり合っていて、ずれなければそれでいい、問題ないんです。  

加藤 重いスパイクでも、次の試合では急に軽いスパイクになっても?  

Pechuniku 変えるのはあまり好まないです。1つ、「これでいけるな」というのがあれば、なるべくそれを使い続けたい。 まぁ、自分もこれだけ体重が重いので、スパイクも更に重いというのはちょっとイヤですけどね。 でも、どんなスパイクでもおおよそフィットするし、適応していくんです。足は靴に慣れていく。 今はアンダーアーマーの2、3種類のモデルを使っています。  

加藤 足がスパイクに合っていくんですか!
 

Pechuniku 一言いいですか。“スパイクがプレーするのではない、自分の足がプレーするんです”  

加藤 おぉ~、かっこいい(笑)!!では、ポイントどうこうとか、蹴るのに特化、走るのに特化、いろいろあるけど、何でも来い!ってことですね。
 

Pechuniku 2016年という時代において、どのスパイクにも大差はないと思うんです。どのスパイクもサッカーをするために作られた、
同じ目的、同じ用途の靴であるし、もちろんメーカーの違いやポイントなど細かな違いは多少あるけども。  

加藤 では、ペチュニク選手にとって、人生最高のスパイクはないってことですか?    

Pechuniku 僕のキャリアの中で一番長く履いていたのはナイキなんです。6、7年履いていました。だからナイキが一番良かったんじゃないかと。
2、3種類受け取って、その中で使い分けて履いていたので、特にこのモデルっていうのはないのですが。 さっきも言ったように、僕はスパイクへの強いこだわりはないんです(笑)  

加藤 なるほど(笑)
     
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スパイクへのこだわりが強すぎるのも困ったものですね、ムルジャ選手の苦悩が伝わってきました。
  さて3回に分けてお届けした「マイ・ファースト・スパイク」ムルジャ&ペチュニク。 二人のイメージが少し変わったのではないですか? 子供の頃の経験と、それ故の強さ、優しさ。ユーモアたっぷりの二人の掛け合い。 私自身、想像していなかったような表情やお話が聞けて、 ますます外国人Ĵリーガーの人生を探っていきたいと思いを強めたのでした。 次回もお楽しみに~チャオ☆  
 

加藤理恵(俳優・キャスター)東京都出身。日系ブラジル人の母を持ち、サッカーとJリーグをこよなく愛する。俳優として様々な映画、ドラマ、CMに出演。「totoONE」ではレギュラー予想家として登場(http://www.totoone.jp)。公式ブログ http://ameblo.jp/kato-rie/ Twitter @vi729