清水和良レジェンド・フォト・スタジアム vol.5
1970年代から現在に至るまで、世界中の試合、世界中のスターを追い続けてきたスポーツ・フォトグラファーの第一人者、清水和良さん。その気が遠くなるほど膨大なアーカイブの中から、清水さんご自身が『キングギア』のために数百点の未公開写真をピックアップ。懐かしの選手、懐かしのスパイク、懐かしのユニフォームをこれでもかと言わんばかりに紹介します。更新は随時。乞ご期待!
金子达仁
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2016/11/18
人気絶頂だったころのマドンナに「彼のユニフォームが欲しいの、どうしても♡」と言わしめたイタリアの至宝。94年ワールドカップ決勝でのPK失敗はあまりにも有名。アントニオーニやカブリーニなど、他メーカー、特にプーマからの乗換組の多かったディアドラ契約選手の中で、デビューから引退までディアドラ一筋を貫いた希有な男でもあります。ちなみに、この写真で彼が巻いているキャプテン・マークは創価学会カラー。フィオレンティーナから移籍する際に巻き起こった凄まじいバッシングが原因で、バッジョは仏の道に救いを求めるようになっていたのでした。
(写真/清水和良 文/カネコタツヒト)