千葉ロッテマリーンズドラフト2位/【宮崎竜成(みやざきりゅうせい)】ヤマハ
ヤマハの宮崎竜成選手は、千葉ロッテマリーンズにドラフト2位で指名された。※イラスト/vaguely
轮廓
名前:宮崎竜成(みやざき・りゅうせい)
ポジション:二塁手
投打:右投げ左打
出身:徳島県
生年月日:2000年12月9日
身長/体重:173㎝/85kg
経歴:北島南小ー北島中(徳島ホークス)ー創志学園ー立命館大ーヤマハ
選手としての特徴
身長173㎝と小柄ながら鋭い打球を広角に放つ左の強打者。社会人で下半身の強化に取り組み、体重が7㎏増加する。学生時代から長打力を持ち味にしていたものの、さらに強力な打撃力を持つ選手へと成長した。
肉体改造の結果、社会人2年目の東北大会初戦のトヨタ東戦では、左中間にソロ本塁打を放つなどチームでも屈指の長距離バッターとなる。
守備面ではどのポジションでも守れるユーティリティさと球際の強さが売りで、堅実なグラブさばきを評価する声も多い。50mのタイムは5秒9と機動力にも優れているため、走・攻・守三拍子そろった選手としてプロでの活躍も期待されている。
イラスト/vaguely
球歴
1996年アトランタ五輪のソフトボール代表を母に持つ宮崎は、徳島県板野郡で生まれ北島南小3年の頃に野球を始める。進学した北島中時代は徳島ホークスに所属し、野球に明け暮れる日々を送った。
創志学園高等学校での活躍
高校は岡山の強豪・創志学園高等学校に進み、1年生の秋からベンチ入りを果たす。2年生の春には二塁手のレギュラーを獲得し、甲子園出場。1回戦の大濠戦に5番二塁で先発出場するが、試合は3-6で敗れている。
同年から主軸としてチームを支えるも、夏・秋の大会共に県大会で敗退。しかし、3年生になると最後の夏に甲子園出場を果たす。2番二塁として2安打2盗塁を記録して爪痕を残したが、チームは二回戦敗退を喫した。
立命館大学での活躍
高校卒業後は、立命館大学に進学する。1年生から試合に出場し、1番二塁として打率.325、3本塁打、5打点を記録した。
2年生の秋リーグでは肘膝痛で欠場したものの、3年春からレギュラーに戻る。4年生の春からは主将を務め、チームをまとめる立場を担った。
しかし、チームはリーグ発足初の最下位に沈んでしまう。自らも打率.211と低迷していたものの、最終戦の同志社大戦ではライトポール際に意地の特大の2ラン本塁打を放っている。
大学通算で47試合に出場し、打率.272、40安打、4本塁打、16打点という成績だった。
社会人野球の名門・ヤマハでの活躍
大学卒業後は野球をやめるつもりだったという宮崎。しかし、社会人野球の名門ヤマハに声をかけられ、野球を続けることに。
1年目の春に右ひじの手術を経験するものの、リハビリを行いながらシーズン開幕戦から代走として出場。秋の選手権では、2番二塁を務めるなど徐々にチームに欠かせない存在になっていった。
2年目は二塁手のレギュラーとして君臨し主要大会で15戦に出場。3本塁打を放つなど活躍を見せた。二大大会では通算3試合に出場し、打率.429、3安打という記録を残している。
出場成績
創志学園高等学校での成績
2016年夏の岡山大会:優勝
夏の甲子園:2回戦敗退
秋の岡山大会:3位
秋の中国大会:準決勝敗退
2017年春の甲子園:1回戦敗退
春の岡山大会:優勝
春の中国大会:準決勝敗退
夏の岡山大会:準優勝
秋の岡山大会:4位
2018年春の岡山大会:準決勝敗退
夏の岡山大会:優勝
夏の甲子園:2回戦敗退
立命館大学での成績
2019年春季リーグ戦:1位(出場なし)
2019年秋季リーグ戦:2位(打率.325 40/打数13安打/塁打3)
2020年春季リーグ戦:中止
2020年秋季リーグ戦:2位(出場なし)
2021年春季リーグ戦:2位(打率.267/30打数8安打/本塁打0)
2021年秋季リーグ戦:2位(打率.300/20打数6安打/本塁打0)
2021年春季リーグ戦:6位(打率.211/38打数8安打/本塁打1)
2021年秋季リーグ戦:4位(打率.263/19打数5安打/本塁打0)
ヤマハでの成績
2023年都市対抗野球:準優勝(代走出場)
2023年社会人野球日本選手権大会:1回戦敗退(打率.667/3打数2安打/本塁打0)
2024年都市対抗野球:1回戦敗退(打率.250/4打数1安打/本塁打0)
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年11月現在)