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横滨DeNA BayStars选秀第4名/[若松直树]高知斗犬

高知ファイティングドッグスの若松尚輝投手は、横浜DeNAベイスターズにドラフト4位で指名された。※イラスト/vaguely

图标kinggear图标KING GEAR编集部 | 2024/11/30

轮廓

名前:若松尚輝(わかまつ・なおき)
ポジション:投手
投打:右投げ右打ち
出身:北海道
生年月日:2000年5月10日
身長/体重:183㎝/82kg
経歴:鉄東スワローズー札幌中央中(札幌東BBC)ー札幌第一高校ー札幌学院大学ー高知ファイティングドッグス

選手としての特徴

プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する高知ファイティングドッグスの若松は、最速152km/hの直球と3種類の変化球を武器にした豪腕の右投手である。184cm/93kgというがっしりした体型から投じられる伸びのあるストレートは、ど真ん中でも空振りを奪えるほどの威力を誇っている。

加えて、縦に曲がるスライダーや、カーブ、フォークボールといった多彩な変化球を駆使して、打者を翻弄する。大学3年生の秋から投手に転向するという異色の経歴の持ち主であるものの、2023年は50回を投げて39個の三振を奪うなどポテンシャルの高さは折り紙付きだ。リリーフでも先発でも結果を出せる柔軟な投球スタイルを持つ。

球歴

若松は北海道札幌市で生まれ、幼少期から野球に親しんでいた。初めて野球をしたのは、地元の軟式チーム「鉄東スワローズ」であり、その後、札幌中央中学校時代には「札幌東BBC」に所属し、着実に技術を磨いていった。

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イラスト/vaguely

高校での活躍

高校は地元の札幌第一高等学校に進学。野手としてプレーし、2年生の春には選抜大会に出場したが、ベンチ外となる悔しさを味わう。

3年生では、春の全道大会で2番・レフトとして活躍。14打数8安打を放ち、打率.571を記録して優勝に貢献する。しかし、続く夏の予選では北照に2-4で敗れベスト8止まりとなった。本大会では4試合に出場したが2安打にとどまり、打率.154/0本塁打2打点という成績に終わった。

大学での活躍

高校卒業後は、札幌学院大学に進学した。当初は打者として活動していたものの、3年生の秋に投手に転向する。転向後は、持ち前の強肩を活かして、主にリリーフ投手としてチームに貢献するようになった。

投手としての経験は浅かったものの、計13試合に登板し、1勝2敗という成績を収めた。4年時には、北教大岩見沢戦で初勝利を記録し、投手としての実力を着実に証明していく。大学4年の秋のシーズンでは、投球回数18回に対して19個の奪三振を奪うなどの活躍を見せた。奪三振率も9.50と非凡な能力を見せたものの、プロ入りはかなわなかった。

社会人としての活躍

大学を卒業した2023年からは、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに所属した。初年度から公式戦に登板し、救援兼先発投手として全68試合中16試合に登板。計50回を投げ、規定回不足ながら防御率1.62という好成績を記録した。

特に、2023年8月の香川オリーブガイナーズ戦では最速152km/hを記録し、プロからも注目を浴びる。この年は、奪三振率7.02を誇り、圧倒的な力を見せつけたが、勝ち星には恵まれなかった。シーズンオフには右ひじのクリーニング手術を行う。

怪我から復帰した2024年シーズンは、前半戦を終えて8試合14回を投げて防御率は0.00と安定感抜群の成績を残す。最終的には、6勝4敗、防御率2.78と大車輪の活躍を見せて、シーズンを終えた。20歳を超えてから才能が開花した遅咲き投手の、プロ入り後の活躍に期待したい。

出場成績

高校での成績

2016年夏の南北海道大会:準決勝敗退
2016年秋の北海道大会:優勝
2017年春の甲子園大会:1回戦敗退
2017年夏の南北海道大会:1回戦敗退
2017年秋の北海道大会:準優勝
2018年春の北海道大会:優勝
2018年夏の南北海道大会:準々決勝敗退

大学での成績

2019年春季リーグ戦(二部):4位
2019年秋季リーグ戦(二部):3位
2020年春季リーグ戦(二部):中止
2020年秋季リーグ戦(二部):3位
2021年春季リーグ戦(二部):中止
2021年秋季リーグ戦(二部):4位
2022年春季リーグ戦(二部):1位
2022年秋季リーグ戦(二部):3位(4試合(18回)/0勝3敗/防御率4.00)

高知ファイティングドッグスでの活躍

2023年リーグ戦:前期3位・後期2位(16試合(50回)/0勝3敗/防御率1.62)
2024年リーグ戦:前期3位・後期3位(17試合(68回)/6勝4敗/防御率2.78)

※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年11月現在)