在日本销量最大的“双叶体育大宫商店”商店中选择的前10名人气排行榜(第6到第10版)最大
圧倒的な品ぞろえ、売り場面積を誇り、「日本でもっともスパイクを売るお店」の呼び声高い、フタバスポーツ大宮店。子どもから大人まで多くの人が買いに行くお店のカリスマ店員は、どのスパイクを評価しているのか? フタバスポーツ大宮店スパイク担当の高橋竜也さんに聞く、いまもっとも履くべきスパイクとは?(取材日:2016年10月下旬)
Tomoyuki Suzuki
|
2016年12月14日
<1位~5位はこちら>
――6位には、サッカー界では新興メーカーと言っても過言ではない、アンダーアーマーのモデルが入りました。
高桥:『CORE SPEED FORCE 2.0 HG JP』です。人工皮革のスパイクなのですが、縦にも横にも均等に伸びる、オーゼティック構造の素材をアッパーに使っています。人工皮革なのにストレッチ(伸び縮み)する素材で、凄いんですよ。もちろん、軽量性もあります。
――アンダーアーマーの技術力は凄いですよね。ウェアにしても、各所で評価が高いです。さて、7位がアシックスの『DS LIGHT 2 WIDE』です。
高桥:永遠の中高生向けシューズと言いますか、アシックスの定番モデルです。日々のハードユースにも耐えうるもので、店頭だと1万円程度で買えるので、中高生にも手が届きやすいことからも人気があります。アッパーは人工皮革とカンガルーのミックスで、前足部分のボールを蹴る部分はカンガルー、ボールをよく触るインサイド部分は人工皮革で耐久性をキープ。このバランスが絶妙なんです。全体的にバランスが良いモデルです。
――さて、8位にようやくアディダスがランクインしました。『ACE 16.1 JAPAN HG』です。
高桥:オールラウンドプレーヤーで、よくボールを触る選手に向けて作られています。アンダーアーマーのオーゼティック構造に少し似ていて、サッカーシューズで初めてとなる、アッパー素材に衝撃吸収材(EVA)を搭載した、特殊3層構造になっているので、ボールタッチのときのクッション性が凄いんです。日本では清武弘嗣選手や柏木陽介選手が履いていることからもわかるとおり、ボールタッチやキックを重視する、中盤の選手に向けたモデルです。
――JAPAN HGということは、日本の硬いハードグラウンド向けですね。
高桥:はい。実はこのACE、スタッドが43本あるんです。ミズノやアシックスの標準的なモデルは14から16本なので、かなり多いですよね。スタッドの一つひとつが細かく、それぞれが邪魔をしないようになっていて、安定感があります。
――9位がナイキの『MERCURIAL VAPOR 11 HG-V』。ナイキでもっともメジャーなモデルと言っても良いと思います。
高桥:こちらはクリスティアーノ・ロナウド選手が履いていることからもわかるとおり、縦に走るスピードを追求したモデルです。特徴としては、スタッドの形がブレイド(刃)になっていて、ソールが屈曲する場所が前方になっていること。走るときに、親指の前の節を使う走法を『フォアフット走法』と言うのですが、そうなるように、ソールの前方部が柔らかくて、後ろが固いんです。
――走りやすさを追求するために、ソールの前方部分が曲がりやすくなっていると。
高桥:そうなんです。革は人工皮革なのですが、『OLMマイクロファイバー』と言って、ボールに触る部分の厚さが1.2ミリです。内材と合わさって、ボールコントロールを助けるようになっています。
――資料を見ずに、素材と厚さをスラスラと言う高橋さんにびっくりしています(笑)。さて、10位はアシックスの『DS LIGHT X-FLY2』。7位の『DS LIGHT 2 WIDE』の上位モデルです。
高桥:これは7位の『DS LIGHT 2 WIDE』よりも、スピードを重視したモデルです。ナイキのマーキュリアルと同じように、ソールの屈曲が前方で起きるような作りになっています。走るときは、カカトを地面に着けないほうが良いのですが、カカトにゲル素材を搭載して、前の方に重心がかかるようになっています。
――さて、これでベスト10が終わりました。メーカーの内訳を見ると、ミズノとナイキが3足で同率1位。2位がアシックスの2足。3位がアディダスとアンダーアーマーになりました。ナイキが1位なのは想像どおりなのですが、ミズノがトップ10に3足も入っているのは驚きです。
高桥:おっしゃるとおり、ナイキはいま一番人気があります。一方で、部活動を頑張っている中学生、高校生にはミズノやアシックスが人気なんですよね。あとは、人とは違うものを選びたい人はプーマを選ぶ傾向があります。
――実は、この取材に同席しているキングギアの営業担当が、元プーマ社員なんです。彼を前にして言うのもなんですが、プロ選手にしても中高生にしても、プーマを履いている選手って、明らかに減ってきていますよね。なぜだと思いますか?
高桥:う~ん。一言では言いづらいですが、『誰に履いてもらいたいか』を明確にしてきたかどうかだと思うんです。どんな選手に、どのようなプレーをするために履いてほしいのか。売り場を見るとわかるとおり、ナイキはマーケティングも含めて、そのあたりが抜群に巧いですよね。爆発的なスピード、圧倒的なボールコントロールとか、ターゲットとモデルが明確です。
――大宮店さんの売り場を見ていると、ナイキのスパイクが一番目立つところに展示してあって、プーマも凄く良い場所に並んでいるんですけどね。トータルの人気で言うと、ナイキ、アディダス、ミズノ、アシックス、プーマの順ですか?
高桥:だいたいそのような感じですね。それ以降はアスレタやニューバランス、アンダーアーマーなど、新しく参入してきたメーカーです。 (15日公開予定の第3回に続く)
※スパイク写真の幅・対応グラウンドはフタバスポーツ大宮店調べ
協力:フタバスポーツ大宮店(http://www.futaba-sp.com/author/oomiya)
点击这里进入双叶体育在线商店!
――6位には、サッカー界では新興メーカーと言っても過言ではない、アンダーアーマーのモデルが入りました。
高桥:『CORE SPEED FORCE 2.0 HG JP』です。人工皮革のスパイクなのですが、縦にも横にも均等に伸びる、オーゼティック構造の素材をアッパーに使っています。人工皮革なのにストレッチ(伸び縮み)する素材で、凄いんですよ。もちろん、軽量性もあります。
――アンダーアーマーの技術力は凄いですよね。ウェアにしても、各所で評価が高いです。さて、7位がアシックスの『DS LIGHT 2 WIDE』です。
高桥:永遠の中高生向けシューズと言いますか、アシックスの定番モデルです。日々のハードユースにも耐えうるもので、店頭だと1万円程度で買えるので、中高生にも手が届きやすいことからも人気があります。アッパーは人工皮革とカンガルーのミックスで、前足部分のボールを蹴る部分はカンガルー、ボールをよく触るインサイド部分は人工皮革で耐久性をキープ。このバランスが絶妙なんです。全体的にバランスが良いモデルです。
――さて、8位にようやくアディダスがランクインしました。『ACE 16.1 JAPAN HG』です。
高桥:オールラウンドプレーヤーで、よくボールを触る選手に向けて作られています。アンダーアーマーのオーゼティック構造に少し似ていて、サッカーシューズで初めてとなる、アッパー素材に衝撃吸収材(EVA)を搭載した、特殊3層構造になっているので、ボールタッチのときのクッション性が凄いんです。日本では清武弘嗣選手や柏木陽介選手が履いていることからもわかるとおり、ボールタッチやキックを重視する、中盤の選手に向けたモデルです。
――JAPAN HGということは、日本の硬いハードグラウンド向けですね。
高桥:はい。実はこのACE、スタッドが43本あるんです。ミズノやアシックスの標準的なモデルは14から16本なので、かなり多いですよね。スタッドの一つひとつが細かく、それぞれが邪魔をしないようになっていて、安定感があります。
――9位がナイキの『MERCURIAL VAPOR 11 HG-V』。ナイキでもっともメジャーなモデルと言っても良いと思います。
高桥:こちらはクリスティアーノ・ロナウド選手が履いていることからもわかるとおり、縦に走るスピードを追求したモデルです。特徴としては、スタッドの形がブレイド(刃)になっていて、ソールが屈曲する場所が前方になっていること。走るときに、親指の前の節を使う走法を『フォアフット走法』と言うのですが、そうなるように、ソールの前方部が柔らかくて、後ろが固いんです。
――走りやすさを追求するために、ソールの前方部分が曲がりやすくなっていると。
高桥:そうなんです。革は人工皮革なのですが、『OLMマイクロファイバー』と言って、ボールに触る部分の厚さが1.2ミリです。内材と合わさって、ボールコントロールを助けるようになっています。
――資料を見ずに、素材と厚さをスラスラと言う高橋さんにびっくりしています(笑)。さて、10位はアシックスの『DS LIGHT X-FLY2』。7位の『DS LIGHT 2 WIDE』の上位モデルです。
高桥:これは7位の『DS LIGHT 2 WIDE』よりも、スピードを重視したモデルです。ナイキのマーキュリアルと同じように、ソールの屈曲が前方で起きるような作りになっています。走るときは、カカトを地面に着けないほうが良いのですが、カカトにゲル素材を搭載して、前の方に重心がかかるようになっています。
――さて、これでベスト10が終わりました。メーカーの内訳を見ると、ミズノとナイキが3足で同率1位。2位がアシックスの2足。3位がアディダスとアンダーアーマーになりました。ナイキが1位なのは想像どおりなのですが、ミズノがトップ10に3足も入っているのは驚きです。
高桥:おっしゃるとおり、ナイキはいま一番人気があります。一方で、部活動を頑張っている中学生、高校生にはミズノやアシックスが人気なんですよね。あとは、人とは違うものを選びたい人はプーマを選ぶ傾向があります。
――実は、この取材に同席しているキングギアの営業担当が、元プーマ社員なんです。彼を前にして言うのもなんですが、プロ選手にしても中高生にしても、プーマを履いている選手って、明らかに減ってきていますよね。なぜだと思いますか?
高桥:う~ん。一言では言いづらいですが、『誰に履いてもらいたいか』を明確にしてきたかどうかだと思うんです。どんな選手に、どのようなプレーをするために履いてほしいのか。売り場を見るとわかるとおり、ナイキはマーケティングも含めて、そのあたりが抜群に巧いですよね。爆発的なスピード、圧倒的なボールコントロールとか、ターゲットとモデルが明確です。
――大宮店さんの売り場を見ていると、ナイキのスパイクが一番目立つところに展示してあって、プーマも凄く良い場所に並んでいるんですけどね。トータルの人気で言うと、ナイキ、アディダス、ミズノ、アシックス、プーマの順ですか?
高桥:だいたいそのような感じですね。それ以降はアスレタやニューバランス、アンダーアーマーなど、新しく参入してきたメーカーです。 (15日公開予定の第3回に続く)
※スパイク写真の幅・対応グラウンドはフタバスポーツ大宮店調べ
協力:フタバスポーツ大宮店(http://www.futaba-sp.com/author/oomiya)
点击这里进入双叶体育在线商店!