発起人Kの独り言・番外編 vol.20『体脂肪29.9%からの大逆襲/イケてる身体に俺はなる! その13・ダイエットの反動で、正月休みにハメを外す』
子供と一緒にプールに行ったときに、恥ずかしくない身体になる! お酒大好き、運動嫌いなキングギア発起人の金子達仁(50歳)は、パーソナル・トレーナーと出会い、イケてるボディを目指してトレーニングを始めた。開始3ヶ月で成果は出たものの、徐々にストレスが溜まり始め…。
金子达仁
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2017/01/16
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
少しでも更新頻度を高めたい、とただそれだけの理由で始まったこのぐだぐだコラムですが、予想外の好評(いつも楽しみにしてます!とか)や反応(わたしも始めたいのですが、とか)をいただき、まだしばらくは続けることとなりました。というわけで、今年もよろしくお付き合いのほどを。
それにしても、人生50年、今年ぐらい楽しんだ正月はありませんでした。理由は、自分でもいささか情けなくなるほどに単純です。
暴飲暴食が許されたから。
『ボディゴールド』でのトレーニングが始まってからというもの、実は一番キツかったというかストレスになったのは食生活でした。トレーナーのキム・ガンミョン君からいろいろと教えてもらい、できるだけ単調にならないようにはしてきたのですが、それでも、3カ月も続けばいい加減飽きてきます。何より、炭水化物をがっつり摂取できないのが辛い。
とはいえ、ダイエットのためには絶対に避けて通れない道だというのも事実。年末のRIZINで恒例のふんどし姿を披露した高田延彦さんは、例年、10月ぐらいから「ゆで卵ダイエット」に突入しています。
「うーん、だいたい4-3-3って感じかな」
朝4個、昼3個、夜3個。黄身ごと食べるのは1日1個だけで、あとは白身だけをわしゃわしゃと食う。あとは野菜。基本、炭水化物はとらないし、特に夜は絶対に禁止。いい加減飽きそうだし、実際、高田さんもかなり飽きてるそうなのですが、効果のほどが歴然と現れるので耐えられるんだとか。
ま、高田さんのやってきたダイエットがプレミア・リーグレベルだとしたら、わたしがやってきたのはせいぜい香港リーグな感じなので、もちろん比べ物にはなりません。ですが、本人なりに頑張ってきたところはあるわけで、だからこそのストレスでもあったわけです。
で、年末最後のトレーニングが終わった時、恐る恐ると切り出しました。
「正月なんだけどさ、やっぱ餅とか食べなきゃいけないでしょ。あと、日本酒とかもやっぱり」
フツーに考えれば、炭水化物の高濃度集合体でしかない餅は絶対NG食材。わたしが大好きな日本酒も、普段は「できるだけ飲まないでください」と釘を刺されています。飲むなら醸造酒ではなく蒸留酒。日本酒やワインではなく、焼酎やウィスキー。なので、「正月もダメって言われたらどうしよう」と心の中でおののきつつの切り出しでした。
ところが、返ってきた返事は意外なもの。
「あ、いいっすよ。がっつりいっちゃってください。カネコさんの場合、脂肪をとことん落とすのはまだ先の段階なんで」
というわけで、いきました。がっつり。1月1日、天皇杯決勝の取材が始まるとすぐさま兵庫県の実家で酒盛りを始め、以後2日間、飲んで飲んで飲みまくりました。当然、餅もがっつり。雑煮でも焼き餅でも。
で、アルコールが回ってくれば当然思考回路には変調が生じてくるわけで、お正月のわたしの場合、それは「都合のいい解釈」という方向に向かいました。どういうことかというとですね――。
(ガンミョン君はがっつりいってもいいって言った。てことは、何を食べてもいいってことだから、この際、ここ数カ月NGだったことはすべてやってしまおう)
そう思い立ったわたしが真っ先にやったのは、コンビニでペヤングを買うことでした。一昔前なら関西のコンビニでカップ焼きそばと言えば日清UFOで、ペヤングが置いてあることなどまずなかったのですが、どうやら最近ではそんなこともなくなってきたようで。
かくして、散々飲んだ挙げ句の、締めペヤング。それも特大のやつ。
翌日は朝から缶チューハイを買いにいき、ついでに多種多様なフレーバーのポテチも大量購入。もちろん、これも(チューハイは日本酒に比べるとカロリー低いし、これ、糖質ゼロのやつだから、その分ポテチもいいっしょ)という都合のいい解釈の賜物です。
東京に戻ってからも、暴飲暴食は続きました。わたしにとって幸運だったのは、普段はわたしの飲み過ぎに目を光らせているお目付役(つまりヨメ)が新年早々に体調を崩してダウンし、数日の間、完全なるフリーダムが実現したことです。
というわけで元日から1週間弱、近年にないほど弾けたわたしの正月休みが終わりました。
1月6日。新年最初のトレーニング。いつものように、まずは体重計に乗ります。
驚きました。まじで。
覆盖范围合作/如果您对受欢迎的一对一健身房(从代代木上原步行5分钟)感兴趣,请点击上面的横幅!
少しでも更新頻度を高めたい、とただそれだけの理由で始まったこのぐだぐだコラムですが、予想外の好評(いつも楽しみにしてます!とか)や反応(わたしも始めたいのですが、とか)をいただき、まだしばらくは続けることとなりました。というわけで、今年もよろしくお付き合いのほどを。
それにしても、人生50年、今年ぐらい楽しんだ正月はありませんでした。理由は、自分でもいささか情けなくなるほどに単純です。
暴飲暴食が許されたから。
『ボディゴールド』でのトレーニングが始まってからというもの、実は一番キツかったというかストレスになったのは食生活でした。トレーナーのキム・ガンミョン君からいろいろと教えてもらい、できるだけ単調にならないようにはしてきたのですが、それでも、3カ月も続けばいい加減飽きてきます。何より、炭水化物をがっつり摂取できないのが辛い。
とはいえ、ダイエットのためには絶対に避けて通れない道だというのも事実。年末のRIZINで恒例のふんどし姿を披露した高田延彦さんは、例年、10月ぐらいから「ゆで卵ダイエット」に突入しています。
「うーん、だいたい4-3-3って感じかな」
朝4個、昼3個、夜3個。黄身ごと食べるのは1日1個だけで、あとは白身だけをわしゃわしゃと食う。あとは野菜。基本、炭水化物はとらないし、特に夜は絶対に禁止。いい加減飽きそうだし、実際、高田さんもかなり飽きてるそうなのですが、効果のほどが歴然と現れるので耐えられるんだとか。
ま、高田さんのやってきたダイエットがプレミア・リーグレベルだとしたら、わたしがやってきたのはせいぜい香港リーグな感じなので、もちろん比べ物にはなりません。ですが、本人なりに頑張ってきたところはあるわけで、だからこそのストレスでもあったわけです。
で、年末最後のトレーニングが終わった時、恐る恐ると切り出しました。
「正月なんだけどさ、やっぱ餅とか食べなきゃいけないでしょ。あと、日本酒とかもやっぱり」
フツーに考えれば、炭水化物の高濃度集合体でしかない餅は絶対NG食材。わたしが大好きな日本酒も、普段は「できるだけ飲まないでください」と釘を刺されています。飲むなら醸造酒ではなく蒸留酒。日本酒やワインではなく、焼酎やウィスキー。なので、「正月もダメって言われたらどうしよう」と心の中でおののきつつの切り出しでした。
ところが、返ってきた返事は意外なもの。
「あ、いいっすよ。がっつりいっちゃってください。カネコさんの場合、脂肪をとことん落とすのはまだ先の段階なんで」
というわけで、いきました。がっつり。1月1日、天皇杯決勝の取材が始まるとすぐさま兵庫県の実家で酒盛りを始め、以後2日間、飲んで飲んで飲みまくりました。当然、餅もがっつり。雑煮でも焼き餅でも。
で、アルコールが回ってくれば当然思考回路には変調が生じてくるわけで、お正月のわたしの場合、それは「都合のいい解釈」という方向に向かいました。どういうことかというとですね――。
(ガンミョン君はがっつりいってもいいって言った。てことは、何を食べてもいいってことだから、この際、ここ数カ月NGだったことはすべてやってしまおう)
そう思い立ったわたしが真っ先にやったのは、コンビニでペヤングを買うことでした。一昔前なら関西のコンビニでカップ焼きそばと言えば日清UFOで、ペヤングが置いてあることなどまずなかったのですが、どうやら最近ではそんなこともなくなってきたようで。
かくして、散々飲んだ挙げ句の、締めペヤング。それも特大のやつ。
翌日は朝から缶チューハイを買いにいき、ついでに多種多様なフレーバーのポテチも大量購入。もちろん、これも(チューハイは日本酒に比べるとカロリー低いし、これ、糖質ゼロのやつだから、その分ポテチもいいっしょ)という都合のいい解釈の賜物です。
東京に戻ってからも、暴飲暴食は続きました。わたしにとって幸運だったのは、普段はわたしの飲み過ぎに目を光らせているお目付役(つまりヨメ)が新年早々に体調を崩してダウンし、数日の間、完全なるフリーダムが実現したことです。
というわけで元日から1週間弱、近年にないほど弾けたわたしの正月休みが終わりました。
1月6日。新年最初のトレーニング。いつものように、まずは体重計に乗ります。
驚きました。まじで。
覆盖范围合作/如果您对受欢迎的一对一健身房(从代代木上原步行5分钟)感兴趣,请点击上面的横幅!