
棒球选手田中美宇谈“喜欢”的重要性,井本绫子的运动经历带来了什么“副产品”?——耐克和读卖巨人队支持的女子体育活动
3月28日,耐克宣布将与职业棒球队读卖巨人队合作,推出一项名为“KARADAKARA”的资助项目,旨在通过体育运动支持儿童。当天,女子队队长兼外野手田中美宇、天才球员井本绫子以及主厨庄司夏子亮相于东京巨蛋举行的日本职棒大联盟揭幕战(巨人队对阵养乐多)的开球仪式。在随后的集体采访中,她们分别谈到了对该项目的看法,并表示将以身作则,为该项目树立榜样。*上图由耐克日本提供

男女間で差があるスポーツへの意識
今回ナイキが読売巨人軍と共同し、特定非営利活動法人日本NPOセンターの協力のもと、子どもたちをサポートするプログラムとして設立された「KARADAKARA」。その背景にあるのが現代における子どもを取り巻くスポーツ環境で、世界保健機構(WHO)が推奨する1日の運動量60分を上回る小学生の女子は28.4%で男子の50.4%の約半分。また、中学生になると55%まで数字は上がるものの、男子の76.2%に比べると約3分の2の割合であり、男女間に差があることが明らかになっている。
さらに、スポーツに対してネガティブな感情を抱く割合にも男女間の差があり、小学生の女子では13.7%がスポーツをすることを「やや嫌い」「嫌い」と男子の6.7%を上回る回答をしており、中学生の女子では23.2%で男子の9.7%を大きく引き離す。学校の体育や部活動などで触れるスポーツに対して2倍以上の女子がマイナスのイメージを抱いており、スポーツを通して磨かれる人間的スキル形成の機会が失われることは、将来的にマイナスに働く可能性がある。

そんななか、読売巨人軍の女子チームで主将を務める田中は兄の影響で始めた野球を今も続け、日本代表にも選出されるなど野球を通じて人生を切り開いた。イモト氏は、幼少期からバレーボール、陸上、ハンドボールなどに親しみ、代々木上原のレストラン「ete」のオーナーを務める庄司氏は、中高生でテニス部に所属。それぞれの世界で活躍を続けるなかで、幼少期のスポーツ体験が生かされている場面は多いと考える。
スポーツを通して育まれる社会性
イモト氏は、「中学校時代は陸上部の短距離をやっていたんですけど、今の仕事にそのまま繋がっている」と切り出すと、「今の仕事は過酷なこともあるんですが、小中高と厳しい運動部に入っていたことにより、自分で自分を鼓舞する力が身についてきた」と学生時代のスポーツ体験の効力に言及。

庄司氏も「自分自身のメンタルを強くすることはもちろん、最初に目上の人と触れ合う機会が増えるのが運動の世界」とテニス部での体験に触れつつ、「大人になって就職した時に目上の人との関わり合いは自分の目標を達成する上での大事なこと」と社会人になってから生かされるメリットについて述べた。
今も現役女性アスリートとして活躍する田中は、競技生活を続けてきた上で得られた財産について、「野球はチームスポーツで、私以外にもいろんな選手がいて、選手と一緒に達成する喜びがある。野球を通して出会う人たちがたくさんいたことが今の自分に繋がっている」と語りながら、「中学や高校に上がるタイミングで女子だけでやるスポーツ環境が少なかったなかで、私自身は(野球という)好き、楽しいと思うスポーツに出会えた。やりたいという思いのままで続けてこられた」と自身の欲求のままに競技生活を過ごしてきたことが今に繋がっていると語る。
パリ五輪金のブレイキン・AMIも参加
なお、今回のファーストピッチに登場した3人に加えて、パリ五輪で金メダルを獲得したブレイキンのB-girl AMI(湯浅亜実)もロールモデルとして参加。
公式HPの動画ではブレイキンのビギナーであるゆきほさんと対談シーンが公開されており、「ブレイキンを始めた理由は楽しいから」と語ったAMIは、「勝ち負けとか、得意不得意とか関係なく、自分のやりたいことを優先してやっていったらいいと思っていて、初めて挑戦することがあったり、どんどん自分の可能性が広がっていくことは楽しい」と田中と同じくポジティブな要素に目を向けて今の競技生活に繋げてきたことを明かしている。

今回発表された「KARADAKARA」では3月28日から助成への応募を公式サイトで開始している。現代において子どもの心身における成長をサポートするスポーツは、身体能力の向上だけでなく、心の成長、仲間やコミュニティの絆を深めることなど、運動を通して将来的な人間形成に大きな役割を果たすことになる。ナイキが読売巨人軍と発足した助成プログラムを通して、子どもたちの未来を作っていく。
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