秒杀世界杯U-20世界杯战士Vol.9 [团体联赛短评MF Hen] - 随着每场比赛的出现越来越多,“北京剧场”压倒世界〜
10年ぶりの出場となった内山篤監督率いるU-20日本代表は、南アフリカ、ウルグアイ、イタリアという、他のグループを見ても最も厳しいグループに入った。 ここではグループリーグの3試合を振り返り、3試合通じての全21選手についての短評と、スパイクコメントを掲載して行く。【MF編】原輝綺、高木彰人、三好康児、堂安律、遠藤渓太、坂井大将、市丸瑞希
Takuto Ando
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2017/05/30
◎グループリーグ短評MF編
⑯原輝綺(アルビレックス新潟、ナイキ・マジスタオーパス2)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:SUB→90+2分IN
ウルグアイ戦:スタメン→81分OUT
イタリア戦:スタメン、フル出場
大会直前に調子を落とし、不動のボランチからサブスタートとなった南アフリカ戦。しかし、スタメンを勝ち取った板倉の負傷で、再び彼にチャンスが巡って来た。
ウルグアイ戦でスタメン出場をすると、劣勢を強いられるチームの中で、献身的なプレーを81分に交代するまで続けた。
「僕は目立たなくていいんです」と語るように、黒子役に徹することを美学とする男は、それを世界大会でも有言実行してみせた。CBのポジション、FWのポジションを見て、前から行くべきか、プレスバックに切り替えるべきかを瞬時判断し、鋭い出足で寄せていく。
このプレーが効力を発揮したのが、イタリア戦であった。立ち上がりの2失点で浮き足立つチームの中で、中山と冨安のCBコンビと、彼と市丸のボランチコンビは極めて冷静だった。
10分を過ぎると中央をきっちりと固め、相手のカウンターの糸口を塞ぐと、市立船橋時代のチームメイトである杉岡のオーバーラップをしっかりとサポート。杉岡が上がったスペースをきっちりと生め、時には連動してプレスバックを仕掛けたりと、息のあったプレーを見せた。
失点以降の試合の安定感を陰で支えていた彼は、決勝トーナメントでも間違いなく円滑な組織を生み出すキーマンとなるだろう。
ウルグアイ戦でスタメン出場をすると、劣勢を強いられるチームの中で、献身的なプレーを81分に交代するまで続けた。
「僕は目立たなくていいんです」と語るように、黒子役に徹することを美学とする男は、それを世界大会でも有言実行してみせた。CBのポジション、FWのポジションを見て、前から行くべきか、プレスバックに切り替えるべきかを瞬時判断し、鋭い出足で寄せていく。
このプレーが効力を発揮したのが、イタリア戦であった。立ち上がりの2失点で浮き足立つチームの中で、中山と冨安のCBコンビと、彼と市丸のボランチコンビは極めて冷静だった。
10分を過ぎると中央をきっちりと固め、相手のカウンターの糸口を塞ぐと、市立船橋時代のチームメイトである杉岡のオーバーラップをしっかりとサポート。杉岡が上がったスペースをきっちりと生め、時には連動してプレスバックを仕掛けたりと、息のあったプレーを見せた。
失点以降の試合の安定感を陰で支えていた彼は、決勝トーナメントでも間違いなく円滑な組織を生み出すキーマンとなるだろう。
⑱高木彰人(ガンバ大阪、アディダス・エックス16.1LE)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:SUB
ウルグアイ戦:SUB→88分IN
イタリア戦:SUB
グループリーグでの出場時間は僅か数分で終わったが、エース小川の怪我により、出場のチャンスは巡って来た。
森島司(広島)の負傷離脱で巡って来たチャンス。このチームのポジションは本来のFWではなくサイドハーフ。ウルグアイ戦でも左サイドハーフとして出場。
森島司(広島)の負傷離脱で巡って来たチャンス。このチームのポジションは本来のFWではなくサイドハーフ。ウルグアイ戦でも左サイドハーフとして出場。
「少ない残り時間で難しかったですが、あのような時間でも決められる人は決められる。あそこで決められると、自分としてももう1つ上のステージに行けるはずだった。あの時間からの出場でしたけど、シュートは打たないといけなかった。そこは凄く悔しい」。
数分でベストパフォーマンスを出すことは難しい。だが、世界大会を肌で経験することが出来た。この経験を生かすチャンスはまだある。決勝トーナメントは総力戦になるだけに、次のチャンスを信じて、シュートへの意欲を燃やし続ける。
⑧三好康児(川崎フロンターレ、アディダス・エックス16+ピュアカオス)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:スタメン→59分OUT
ウルグアイ戦:スタメン→88分OUT
イタリア戦:SUB
左サイドハーフとしてレギュラーだったが、第一戦、第二戦と途中交代、第三戦はベンチで戦況を見つめることとなった。
足下の技術に長け、ボールの拠り所として機能をしたが、時間が経つにつれて存在感を失った感は否めなかった。もちろん彼の狭い局面を打開するドリブルとワンタッチプレーのセンスは非常に高いものがある。それを90分間出し切れるかどうか。
これがグループリーグで彼に呈された課題だろう。それを味わえたこと自体が、彼が得た大きな財産だ。決勝トーナメントではグループリーグで味わった悔しさを是非ぶつけて欲しい。
⑦堂安律(ガンバ大阪、ナイキ・マーキュリアルヴェイパー11)
試合出場(GL)
南アフリカ戦、彼は守備で存在感を表した。右サイドだけでなく、中央のスペースにも目を配り、相手が侵入をして来たらスプリントをして強烈なプレスバックを仕掛ける。球際の強さは守備面でも発揮され、グッと腰を入れてのディフェンスは相手にとって脅威となっていた。
攻守においてスプリントし続けた彼は、この試合の決勝弾も見事なスプリントから叩き出した。72分、遠藤の縦パスを走り込みながら受けると、ダイレクトで左のスペースに抜け出した久保へはたく。
さらにスピードを上げてゴール前に入ると、久保のマイナスの折り返しをこれもダイレクトで、ゴール右サイドネットの『ここしかないコース』に蹴り込んでみせた。
ウルグアイ戦でも結果は残せなかったが、強烈なプレスバックと、シンプルにはたいてから、一気に前に飛び出して行くプレーを随所に披露し、攻守においてウルグアイの脅威になっていたのは彼だった。
そしてイタリア戦で彼はブレイクスルーの時を迎えた。0−2になってからの試合は、まさに『堂安劇場』だった。
22分、左サイドの遠藤にボールが渡ると、中盤の位置から迷うこと無くゴールに一直線にスプリント。
イタリアDF陣の背後から一気に裏に抜け出すと、遠藤からのピンポイントクロスに飛び込んで左足で合わせ、ゴールに押し込んだ。まさに電光石火の一撃。
これでさらに乗った堂安は50分に圧巻のプレーを見せる。
バイタルエリア右で市丸のパスを受けると、「瑞希から仕掛けろというメッセージが籠められたパスが来たので、身体が動いた」と、一気にギアを上げペナルティーエリア内に侵入。
囲んで来た3人のDFをずば抜けたアジリティーとボールコントロールを駆使して、スルスルと交わして行くと。最後は前に出て来たGKの逆を突くボールタッチでゴールに流し込んだ。強烈なインパクトを与えた2ゴール。
その後もドリブルは冴え渡り、イタリアDF陣は複数やファールで止めることしかなかった。ハットトリックこそならなかったが、世界にその名を轟かせた。
堂安:そうですね、これはスピードアタッカータイプのスパイクなので、マーキュリアルヴェイパーは僕には凄く合っています。
高校時代はアンブロでしたが、プロになってからこれにしました。デザインも凄くかっこいいですし、ドリブラー的な印象があるスパイクなので、これにしました。
試合出場(GL)
ウルグアイ戦でも柔らかなボールタッチとしっかりとインサイド、アウトサイドでインパクトをした、計算され尽くした縦パスを配った。
9分にセンターライン付近でボールを受けると、DFラインの裏に飛び出した岩崎へピンポイントのロビングパス。
54分には鋭い出足でボールをインタセプトすると、そのままドリブルで持ち込んで、DF一枚を巧みな切り返しで交わすと、飛び出して来たGKを冷静に見てループシュート。いずれもゴールにはならなかったが、彼のプレーでウルグアイを何回かヒヤリとさせた。
縦パス以外にも効果的なサイドチェンジを打ち込み、苦しむチームの中で気を吐いた。
第三戦のイタリア戦、原と抜群のコンビネーションを見せた。原がバランスをとったことで、彼がより高い位置でプレー出来るようになった。
この試合でも効果的な縦パスを何度も打ち込み、攻撃のリズムを作った。堂安の圧巻の2点目のアシストも、彼の縦パスからだった。
決勝トーナメントでも彼の攻撃のスイッチとなる縦パスが、チームを勝利に導くだろう。
試合出場(GL)
それでも「2失点目のときに全員が下を向きかけていたので、もう一回前を向いて点を獲りに行くしか無いと話をした」と、キャプテンシーは発揮。「次は出たい」。みんなが繋いでくれた決勝トーナメント。
感謝の意を抱きながら、ベネズエラ戦でスタメン復帰を狙う。
坂井:エックスは天然皮革で、足に吸い付くというか、キックのフィーリングが良いのでこれを選びました。
去年の頭ら辺はエースを履いていたのですが、エースがヴァージョンアップして天然皮ではなくなって、しかも足の甲の部分が細くなったので、僕は足の甲が広いので天然皮で自分の足にフィットするエックスに変えました。
試合出場(GL)
この反省が世界大会で見事に解消された。南アフリカ戦では68分に投入されると、72分に左サイドからドリブルで仕掛け、中央でフリーになった堂安へパス。このパスから堂安のゴールが生まれた。
ウルグアイ戦では出番が来なかったが、イタリア戦でスタメンに抜擢をされると、22分には左サイドからカットインし、「律の動きが見えた」とシュートに持ち込むのではなく、絶妙のタイミングでゴール前に走り込んだ堂安にピンポイントクロスを送り込んだ。
「あのシーンでいつもならシュートを考えたが、遠くまで見えていた。ドリブルの幅が広がったと思います」と、自身の成長を実感出来る絶妙なアシストをマーク。
その後も効果的な仕掛けとクロスで攻撃を活性化。ノーゴールに終わったが、その活躍ぶりのインパクトは絶大で、決勝トーナメントでもスタメン出場に向けて、非常に有効的なアピールとなった。
―アディダスのエックスを履いている理由は何ですか?
远藤:僕はスパイクが足に慣れないと履けないんです。今も練習では、最新の白と黄緑のエックスを履いていますが、試合ではこれまで履いて来たオレンジを履いています。
それも足に馴染んでいるから、このスパイクではなく、あのオレンジを履いているんです。僕の足はスパイクに馴染むまでに時間が掛かりますし、履き始めは足とかが痛くなってしまうので。
远藤:ないですね。そこはアディダスの人と話をしていて、当然アディダスさんとしては、今履いている新たらしい最新のスパイクを履いてプレーして欲しいじゃないですか。
でも、僕は慣れないと試合で履けないので、試合では馴染んでいるオレンジを履いています。
远藤:そうじゃないと履けないですね。
远藤:3週間くらいですかね。このスパイクもやっと馴染んで来た感じで、勝ち進めば、オレンジではなくこのスパイクで試合に出たいなと思っています。でも、結局オレンジなのかな(笑)。
足下の技術に長け、ボールの拠り所として機能をしたが、時間が経つにつれて存在感を失った感は否めなかった。もちろん彼の狭い局面を打開するドリブルとワンタッチプレーのセンスは非常に高いものがある。それを90分間出し切れるかどうか。
これがグループリーグで彼に呈された課題だろう。それを味わえたこと自体が、彼が得た大きな財産だ。決勝トーナメントではグループリーグで味わった悔しさを是非ぶつけて欲しい。
⑦堂安律(ガンバ大阪、ナイキ・マーキュリアルヴェイパー11)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:スタメン、フル出場、1ゴール
ウルグアイ戦:スタメン、フル出場
イタリア戦:スタメン、2ゴール
グループリーグの主役は間違いなく彼だった。試合をこなすごとに増して行く存在感。ドリブルのキレは増し、驚異的なスピードとクイックネスで、面白いように相手DFを剥がして行く。文句無しのグループリーグのMVP男だ。
南アフリカ戦、彼は守備で存在感を表した。右サイドだけでなく、中央のスペースにも目を配り、相手が侵入をして来たらスプリントをして強烈なプレスバックを仕掛ける。球際の強さは守備面でも発揮され、グッと腰を入れてのディフェンスは相手にとって脅威となっていた。
攻守においてスプリントし続けた彼は、この試合の決勝弾も見事なスプリントから叩き出した。72分、遠藤の縦パスを走り込みながら受けると、ダイレクトで左のスペースに抜け出した久保へはたく。
さらにスピードを上げてゴール前に入ると、久保のマイナスの折り返しをこれもダイレクトで、ゴール右サイドネットの『ここしかないコース』に蹴り込んでみせた。
ウルグアイ戦でも結果は残せなかったが、強烈なプレスバックと、シンプルにはたいてから、一気に前に飛び出して行くプレーを随所に披露し、攻守においてウルグアイの脅威になっていたのは彼だった。
そしてイタリア戦で彼はブレイクスルーの時を迎えた。0−2になってからの試合は、まさに『堂安劇場』だった。
22分、左サイドの遠藤にボールが渡ると、中盤の位置から迷うこと無くゴールに一直線にスプリント。
イタリアDF陣の背後から一気に裏に抜け出すと、遠藤からのピンポイントクロスに飛び込んで左足で合わせ、ゴールに押し込んだ。まさに電光石火の一撃。
これでさらに乗った堂安は50分に圧巻のプレーを見せる。
バイタルエリア右で市丸のパスを受けると、「瑞希から仕掛けろというメッセージが籠められたパスが来たので、身体が動いた」と、一気にギアを上げペナルティーエリア内に侵入。
囲んで来た3人のDFをずば抜けたアジリティーとボールコントロールを駆使して、スルスルと交わして行くと。最後は前に出て来たGKの逆を突くボールタッチでゴールに流し込んだ。強烈なインパクトを与えた2ゴール。
その後もドリブルは冴え渡り、イタリアDF陣は複数やファールで止めることしかなかった。ハットトリックこそならなかったが、世界にその名を轟かせた。
◎堂安律スパイクコメント
--- ナイキのマーキュリアルはグリップ力やスピード系のスパイクですよね。
堂安:そうですね、これはスピードアタッカータイプのスパイクなので、マーキュリアルヴェイパーは僕には凄く合っています。
高校時代はアンブロでしたが、プロになってからこれにしました。デザインも凄くかっこいいですし、ドリブラー的な印象があるスパイクなので、これにしました。
⑰市丸瑞希(ガンバ大阪、アンブロ・アクセレイタープロFG)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:SUB
ウルグアイ戦:スタメン、フル出場
イタリア戦:スタメン、フル出場、1アシスト
南アフリカ戦で坂井が足の違和感を覚えたことにより、ウルグアイ戦でスタメンの座が巡って来た。今回選ばれたボランチの中で、動きながらの縦パスの質は間違いなくナンバ―ワン。
ウルグアイ戦でも柔らかなボールタッチとしっかりとインサイド、アウトサイドでインパクトをした、計算され尽くした縦パスを配った。
9分にセンターライン付近でボールを受けると、DFラインの裏に飛び出した岩崎へピンポイントのロビングパス。
54分には鋭い出足でボールをインタセプトすると、そのままドリブルで持ち込んで、DF一枚を巧みな切り返しで交わすと、飛び出して来たGKを冷静に見てループシュート。いずれもゴールにはならなかったが、彼のプレーでウルグアイを何回かヒヤリとさせた。
縦パス以外にも効果的なサイドチェンジを打ち込み、苦しむチームの中で気を吐いた。
第三戦のイタリア戦、原と抜群のコンビネーションを見せた。原がバランスをとったことで、彼がより高い位置でプレー出来るようになった。
この試合でも効果的な縦パスを何度も打ち込み、攻撃のリズムを作った。堂安の圧巻の2点目のアシストも、彼の縦パスからだった。
決勝トーナメントでも彼の攻撃のスイッチとなる縦パスが、チームを勝利に導くだろう。
⑩坂井大将(大分トリニータ、アディダス・エース17.1LE)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:スタメン、フル出場
ウルグアイ戦:SUB→81分IN
イタリア戦:SUB
チームの10番であり、キャプテンでもある彼は、初戦の南アフリカ戦にボランチとしてスタメン出場。ボールの収まりどころとしてだけでなく、チームを声で鼓舞出来る存在として、チームをまとめあげた。
特に失点してからの彼は、より多くの声を周りの選手達に掛け、下を向かないように前向きな言葉を掛けた。
決して目立ったプレーをする訳ではないが、ミスが少なく、危険なスペースを埋めたり、顔を出してボールを受けて落ち着かせるプレー、そして強烈なキャプテンシーは、内山篤監督から絶大な信頼を置かれている。
ウルグアイ戦も先発が予想されたが、前日練習で左ふくらはぎに違和感を覚え、スタッフや内山監督と相談した上で先発から外れた。
イタリア戦は復帰も考えられたが、ウルグアイ戦で原 と市丸がスムーズな連携を見せたことで、スタメン復帰はならず、出場出来ぬまま終わった。
特に失点してからの彼は、より多くの声を周りの選手達に掛け、下を向かないように前向きな言葉を掛けた。
決して目立ったプレーをする訳ではないが、ミスが少なく、危険なスペースを埋めたり、顔を出してボールを受けて落ち着かせるプレー、そして強烈なキャプテンシーは、内山篤監督から絶大な信頼を置かれている。
ウルグアイ戦も先発が予想されたが、前日練習で左ふくらはぎに違和感を覚え、スタッフや内山監督と相談した上で先発から外れた。
イタリア戦は復帰も考えられたが、ウルグアイ戦で原 と市丸がスムーズな連携を見せたことで、スタメン復帰はならず、出場出来ぬまま終わった。
それでも「2失点目のときに全員が下を向きかけていたので、もう一回前を向いて点を獲りに行くしか無いと話をした」と、キャプテンシーは発揮。「次は出たい」。みんなが繋いでくれた決勝トーナメント。
感謝の意を抱きながら、ベネズエラ戦でスタメン復帰を狙う。
◎坂井大将スパイクコメント
坂井:エックスは天然皮革で、足に吸い付くというか、キックのフィーリングが良いのでこれを選びました。
去年の頭ら辺はエースを履いていたのですが、エースがヴァージョンアップして天然皮ではなくなって、しかも足の甲の部分が細くなったので、僕は足の甲が広いので天然皮で自分の足にフィットするエックスに変えました。
⑪遠藤渓太(横浜Fマリノス、アディダス・エックス16.1LE)
試合出場(GL)
南アフリカ戦:SUB→68分IN
ウルグアイ戦:SUB
イタリア戦:スタメン、1アシスト
グループリーグにおいて、彼の最大の武器であるドリブルは、ゴールではなくアシストという形で効力を発揮した。
ドリブル突破からのシュートに美学を見出していた彼は、「マリノスでも『周りが見えていない』という指摘を受けていた。
自分もそれが課題だと思っていた」と、シュートにこだわりすぎるために、無理に仕掛けてしまい、味方のチャンスを潰してしまうシーンが多かった。
ドリブル突破からのシュートに美学を見出していた彼は、「マリノスでも『周りが見えていない』という指摘を受けていた。
自分もそれが課題だと思っていた」と、シュートにこだわりすぎるために、無理に仕掛けてしまい、味方のチャンスを潰してしまうシーンが多かった。
この反省が世界大会で見事に解消された。南アフリカ戦では68分に投入されると、72分に左サイドからドリブルで仕掛け、中央でフリーになった堂安へパス。このパスから堂安のゴールが生まれた。
ウルグアイ戦では出番が来なかったが、イタリア戦でスタメンに抜擢をされると、22分には左サイドからカットインし、「律の動きが見えた」とシュートに持ち込むのではなく、絶妙のタイミングでゴール前に走り込んだ堂安にピンポイントクロスを送り込んだ。
「あのシーンでいつもならシュートを考えたが、遠くまで見えていた。ドリブルの幅が広がったと思います」と、自身の成長を実感出来る絶妙なアシストをマーク。
その後も効果的な仕掛けとクロスで攻撃を活性化。ノーゴールに終わったが、その活躍ぶりのインパクトは絶大で、決勝トーナメントでもスタメン出場に向けて、非常に有効的なアピールとなった。
◎遠藤渓太スパイクコメント
―アディダスのエックスを履いている理由は何ですか?
远藤:僕はスパイクが足に慣れないと履けないんです。今も練習では、最新の白と黄緑のエックスを履いていますが、試合ではこれまで履いて来たオレンジを履いています。
それも足に馴染んでいるから、このスパイクではなく、あのオレンジを履いているんです。僕の足はスパイクに馴染むまでに時間が掛かりますし、履き始めは足とかが痛くなってしまうので。
―1発で馴染むスパイクは存在しないのですね?
远藤:ないですね。そこはアディダスの人と話をしていて、当然アディダスさんとしては、今履いている新たらしい最新のスパイクを履いてプレーして欲しいじゃないですか。
でも、僕は慣れないと試合で履けないので、試合では馴染んでいるオレンジを履いています。
―履いて時間をかけるタイプなのですね。
远藤:そうじゃないと履けないですね。
―馴染むまでの期間は大体どれくらいですか?
远藤:3週間くらいですかね。このスパイクもやっと馴染んで来た感じで、勝ち進めば、オレンジではなくこのスパイクで試合に出たいなと思っています。でも、結局オレンジなのかな(笑)。