《SVOLME》足球事业部谈足球扣球理论vol.1 “发展足球事业,还得在装备上下功夫。”
フットサル&サッカーウェアにファッション性を融合したスポーツブランド「SVOLME」。2011年からはフットボールシーンにより力を入れるべく、サッカースパイクも展開している。2年近くかけて初めて誕生したスパイク「デルサルマ」への想いを、フットボール事業部担当の佐々木氏と島田氏が熱く語る。
Hidemi Sakuma
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2017/07/26
経営理念「スポーツを通じて健康と幸せを提供する。」
株式会社VOLUME(代表取締役:渡邉祐二)は、2006年の設立以来、日常の中にスポーツが自然に溶け込める社会づくりに着手。多くの人にスポーツの面白さや、楽しむ方法を伝えることを目的としている。
-いつからシューズ販売を開始されましたか?
岛田:2011年3月からフットサルシューズSOLDANTEの販売を、同年11月からはスパイクのDELSALMAの販売も開始しました。シューズの製作を始めるキッカケは、アパレルは2006年からやっていたのですが、スポーツブランドを行う上でトータルブランドを見据えたシューズ販売は非常に重要だと思ったからです。
初代DELSALMA
-御社の社長をはじめサッカーやフットサルを行っている人達が多いですが、それはシューズの製作と関係あるのでしょうか?
岛田:そのような部分は、ベースにあると思います。
佐佐木: 2006年の設立以来、フットサルブームの追い風を受け、フットサルアパレルがメジャーになってきて、その先駆けとして弊社の斯沃姆が順調に規模を拡大することが出来ました。フットボールブランドとして成長していく為には、ギアの部分でしっかりとシューズに取り組んでいかなければならないなと思いましたね。
-シューズを作り始めた頃は、どうでしたか?
岛田: そうですね、シューズに関するノウハウが社内に正直0でしたので、生産を依頼する協力工場に相談、教えてくださいと言うくらいのレベルから、開発担当は当時から今も私1人となっています。
――シューズはすぐ完成しましたか?
岛田:作り始めてから1年以上はかかりましたね。デザインを開始してサンプルが出来上がるまでに1年程かかっていますので、その期間を含めると約2年を要しました。
-まず、どこから取り掛かったのか教えてください。
岛田:初めは各メーカーのスパイクを買ってきて分解したりしました。昔から評判が良かったモデルやレザーがしっかりしているシューズにかなり影響を受けましたね。
――1番何に苦労しましたか?
岛田:今も同じですが、フィッティング、足型作製に1番時間がかかり苦労しています。
当時契約していた現Ĵリーガーでもある選手に方々にサンプルを履いてもらいながら、色々フィードバックをもらい修正を繰り返し繰り返し重ねていって商品化まで辿り着きました。かなりアナログなやり方ではありますが。
――年々、軽量化のスパイクが増えていますが、SVOLMEのシューズ製作にも影響は受けているのでしょうか?
岛田:もともと大枠の製法や材質に関しては初期の頃からあまり変えていません。ただ、現代サッカーでは片足230グラム程度が主流ですが、さらに200gを切るモデルが出てきているので追い付かない部分は多少あります。
ですが、しっかり足にフィットして馴染みが良い物であれば重さもそこまでは気にならないと思うので、そこはクリアできるようなモノづくりを心掛けています。
佐佐木:今は、大手ブランドさんがシューズに力を入れている中で、突出した特徴がない弊社のシューズを店頭に並べて頂くために何ができるかを考えています。
例えば、物凄く軽いと分かりやすいキャッチーなサブタイトルを付けるとか。そういったセールスポイントを見つけ出すのが課題ですね。
-店頭ですと、フタバスポーツさんには並んでいますし、試し履きもできますよね。
佐佐木:フタバスポーツさん、岸和田スポーツさんのようなサッカー専門店をはじめ、各バイヤーの方には展示会などで様々な意見をいただいたり、サンプルを持って行ってはアドバイスを受けたりすることもあります。
斯沃姆はアパレルのイメージが強く、シリアスなモノづくりのイメージを持っていないお客様が多いのですが、店頭で足を入れて頂くことで、良い意味での驚きの声を頂くことが多いです。
DELSAMA4LE(カンガルーレザー使用)
-では、スパイクの種類はどういったものがあるのでしょうか?
岛田:弊社ではデルサルマというスパイクを扱っていますが、4代目の誕生からデルサルマも2つの種類に分かれました。
1つは初代から続くカンガルーレザーを使用したモデル。2つ目はマイクロファイバーの人工皮革を使用したモデルとなります。
2つの路線に分けたことにより、好みが分かれるとは思いますが、選択肢が増えたことでエンドユーザーには満足頂いています。
――この2つのスパイクの違いを教えてください。
岛田:簡単に言うと素材が違います。アウトソールとラストは同じものを使用していますが、素材とデザインはそれぞれ特徴が異なるので、履いた感覚も結構変わってくると思います。
佐佐木:シューターン、アッパー素材のところで大きな違いがありますね。
岛田:ソールは、初代の物から変わっていません。1番お金がかかるんですよね(笑)。
佐佐木:丸いポイントを使用しているのはボールタッチの感覚を大切にするためです。
岛田:あるメーカーの丸のポイントを参考にすると、ボールタッチもスムーズにできて、どのようなグランドでもマルチに使えるようにと設計しています。
佐佐木: アッパー素材は年代により好みが分かれてきますね。多くの30歳以上の方の学生時代はカンガルーレザーのスパイクが高級品として扱われていました。
試合や練習で履いて、入念に手入れをして、ピカピカにして、レザーが足に馴染んできて。どんどんフィット感が増してくるんです。磨くのも楽しみの一つでしたし宝物のように扱っていた覚えがあります。
近年ではマイクロファイバー素材のスパイクがポピュラーなモノとなってきています。 また、私もそうですが、30代の方になると足に馴染まないという声をよく聞きます。
DELSALMA4SL(マイクロファイバー使用)
――確かに、自分もそう感じています。
佐佐木:足を入れるだけでは良さが分からなく、実際に履いて動いてボールを蹴ってもらう機会を沢山作っている中で、特に10代の子はマイクロファイバーの方が履き慣れているのかなと思います。
更にマイクロファイバーの手入れは非常にシンプルなこともあり、カンガレーレザーを履いても、拭くだけ、汚れを落とすだけという手入れの若者が多いと感じています。それでは、いくら良質なレザーでも短命で履き潰れてしまいます。
良くも悪くもサッカースパイクは進化し続けているとは思いますが、僕らの世代と今の若者とのスパイク文化の違いに衝撃を受けています。
继续阅读第2卷。
斯沃姆
https://www.svolme.net/
株式会社VOLUME(代表取締役:渡邉祐二)は、2006年の設立以来、日常の中にスポーツが自然に溶け込める社会づくりに着手。多くの人にスポーツの面白さや、楽しむ方法を伝えることを目的としている。
-いつからシューズ販売を開始されましたか?
岛田:2011年3月からフットサルシューズSOLDANTEの販売を、同年11月からはスパイクのDELSALMAの販売も開始しました。シューズの製作を始めるキッカケは、アパレルは2006年からやっていたのですが、スポーツブランドを行う上でトータルブランドを見据えたシューズ販売は非常に重要だと思ったからです。
初代DELSALMA
-御社の社長をはじめサッカーやフットサルを行っている人達が多いですが、それはシューズの製作と関係あるのでしょうか?
岛田:そのような部分は、ベースにあると思います。
佐佐木: 2006年の設立以来、フットサルブームの追い風を受け、フットサルアパレルがメジャーになってきて、その先駆けとして弊社の斯沃姆が順調に規模を拡大することが出来ました。フットボールブランドとして成長していく為には、ギアの部分でしっかりとシューズに取り組んでいかなければならないなと思いましたね。
-シューズを作り始めた頃は、どうでしたか?
岛田: そうですね、シューズに関するノウハウが社内に正直0でしたので、生産を依頼する協力工場に相談、教えてくださいと言うくらいのレベルから、開発担当は当時から今も私1人となっています。
――シューズはすぐ完成しましたか?
岛田:作り始めてから1年以上はかかりましたね。デザインを開始してサンプルが出来上がるまでに1年程かかっていますので、その期間を含めると約2年を要しました。
-まず、どこから取り掛かったのか教えてください。
岛田:初めは各メーカーのスパイクを買ってきて分解したりしました。昔から評判が良かったモデルやレザーがしっかりしているシューズにかなり影響を受けましたね。
――1番何に苦労しましたか?
岛田:今も同じですが、フィッティング、足型作製に1番時間がかかり苦労しています。
当時契約していた現Ĵリーガーでもある選手に方々にサンプルを履いてもらいながら、色々フィードバックをもらい修正を繰り返し繰り返し重ねていって商品化まで辿り着きました。かなりアナログなやり方ではありますが。
――年々、軽量化のスパイクが増えていますが、SVOLMEのシューズ製作にも影響は受けているのでしょうか?
岛田:もともと大枠の製法や材質に関しては初期の頃からあまり変えていません。ただ、現代サッカーでは片足230グラム程度が主流ですが、さらに200gを切るモデルが出てきているので追い付かない部分は多少あります。
ですが、しっかり足にフィットして馴染みが良い物であれば重さもそこまでは気にならないと思うので、そこはクリアできるようなモノづくりを心掛けています。
佐佐木:今は、大手ブランドさんがシューズに力を入れている中で、突出した特徴がない弊社のシューズを店頭に並べて頂くために何ができるかを考えています。
例えば、物凄く軽いと分かりやすいキャッチーなサブタイトルを付けるとか。そういったセールスポイントを見つけ出すのが課題ですね。
-店頭ですと、フタバスポーツさんには並んでいますし、試し履きもできますよね。
佐佐木:フタバスポーツさん、岸和田スポーツさんのようなサッカー専門店をはじめ、各バイヤーの方には展示会などで様々な意見をいただいたり、サンプルを持って行ってはアドバイスを受けたりすることもあります。
斯沃姆はアパレルのイメージが強く、シリアスなモノづくりのイメージを持っていないお客様が多いのですが、店頭で足を入れて頂くことで、良い意味での驚きの声を頂くことが多いです。
DELSAMA4LE(カンガルーレザー使用)
-では、スパイクの種類はどういったものがあるのでしょうか?
岛田:弊社ではデルサルマというスパイクを扱っていますが、4代目の誕生からデルサルマも2つの種類に分かれました。
1つは初代から続くカンガルーレザーを使用したモデル。2つ目はマイクロファイバーの人工皮革を使用したモデルとなります。
2つの路線に分けたことにより、好みが分かれるとは思いますが、選択肢が増えたことでエンドユーザーには満足頂いています。
――この2つのスパイクの違いを教えてください。
岛田:簡単に言うと素材が違います。アウトソールとラストは同じものを使用していますが、素材とデザインはそれぞれ特徴が異なるので、履いた感覚も結構変わってくると思います。
佐佐木:シューターン、アッパー素材のところで大きな違いがありますね。
岛田:ソールは、初代の物から変わっていません。1番お金がかかるんですよね(笑)。
佐佐木:丸いポイントを使用しているのはボールタッチの感覚を大切にするためです。
岛田:あるメーカーの丸のポイントを参考にすると、ボールタッチもスムーズにできて、どのようなグランドでもマルチに使えるようにと設計しています。
佐佐木: アッパー素材は年代により好みが分かれてきますね。多くの30歳以上の方の学生時代はカンガルーレザーのスパイクが高級品として扱われていました。
試合や練習で履いて、入念に手入れをして、ピカピカにして、レザーが足に馴染んできて。どんどんフィット感が増してくるんです。磨くのも楽しみの一つでしたし宝物のように扱っていた覚えがあります。
近年ではマイクロファイバー素材のスパイクがポピュラーなモノとなってきています。 また、私もそうですが、30代の方になると足に馴染まないという声をよく聞きます。
DELSALMA4SL(マイクロファイバー使用)
――確かに、自分もそう感じています。
佐佐木:足を入れるだけでは良さが分からなく、実際に履いて動いてボールを蹴ってもらう機会を沢山作っている中で、特に10代の子はマイクロファイバーの方が履き慣れているのかなと思います。
更にマイクロファイバーの手入れは非常にシンプルなこともあり、カンガレーレザーを履いても、拭くだけ、汚れを落とすだけという手入れの若者が多いと感じています。それでは、いくら良質なレザーでも短命で履き潰れてしまいます。
良くも悪くもサッカースパイクは進化し続けているとは思いますが、僕らの世代と今の若者とのスパイク文化の違いに衝撃を受けています。
继续阅读第2卷。
斯沃姆
https://www.svolme.net/