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フットサル界の美しきスター候補 上村充哉インタビューvol.1「海外の選手って、型にハマってないというか、日本人の感覚とは違っているところには、ちょっとした驚きはありました。」

今シーズンのFリーグで、旋風を巻き起こしている湘南ベルマーレ。そのチームにおいて、若干21歳でキャプテンを任されている逸材、上村充哉。第一話では、フットサル日本代表の一員として、「アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」を戦い終えたばかりの湘南ベルマーレキャプテン上村充哉に、フットサルをはじめたきっかけ、世界と戦った印象などを聞いた。

图标segawa.taisuke1濑川大辅 | 2017/12/07
上村選手のフットサル歴を教えてください。 

僕は、はじめから、ずっとフットサルなんです。中学まではサッカーとフットサルを両方やっていましたが、高校からはフットサルオンリーです。  

いわゆるフットサルネイティブ世代ってやつですね。フットサルの環境って、まだそんなに多くはないと思いますが、なんでフットサルを始めようと思ったのですか?


フットサルを始めたのは、小学3年生だったか4年生のころだったと思います。僕の地元は奈良なんですけど、自宅近くの散髪屋さんに「ガットフットサルスクール」(以下、ガット)のチラシがあって、元フットサル日本代表の方が教えてくれると書いてあったので、「ちょっとやってみようかな」という感じで。

中学生の頃には、サッカー部の活動よりも、フットサルを優先するようになっていました。  

フットサルを優先していたのはなぜですか? 

フットサルの方が、シンプルで面白かったからですかね。子供だったので、そんなに考えてなかったはずですけど、ボールがたくさん触れるというのはあったと思います。

気づいたらフットサル(をプレーし)に行っていた感じですね。ただ、幼いながらも、ゴールが近いし、どんなポジションの選手でも点を獲れるスポーツだというのは感じていました。    

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高校生では、迷わずにフットサルを?


サッカーの強豪校に行くという選択肢もあったんですけど、僕は迷わずに、ガットでフットサルを続けることを選びました。ただ、高校生の年代になると、競技としてフットサルをやっている人があまり多くないこともあり、年下とプレーしたり試合することも多く、色々と難しいところはありましたね。

その分、自分が中心になってやっていたのは良かったのかもしれませんけど。高校卒業後は、湘南ベルマーレのサテライトチームである「P.S.T.C. LONDRINA」(以下、ロンドリーナ)に入り、フットサルで上を目指すことにしました。
 

得意なプレーとか、観てもらいたいプレーはありますか?


僕のポジションはアラ(ポルトガル語で「サイド」を意味し、 サッカーではMFに近いポジション)なんですけど、観てもらいたいのは、シュートです。
 

どんなシュートが得意ですか?

結構、狙ったところに蹴れるというか、キックには自信があります。ただ、そう思っていたら、この前の日本代表の試合で、PKを外してしまいました。

今までPKは、サッカーでもフットサルでも失敗したことがなかったのに、日本代表の大事な場面で、人生初のPK失敗を経験しました。
 

日本代表の一員として、アジアの強豪と戦ってみて、どうでしたか?

試合には、コンスタントに出場できたわけではないですけど、とてもいい刺激になりました。海外の選手って、型にハマってないというか日本人の感覚とは違っているところには、ちょっとした驚きはありました。「えっ、そこからドリブルしてくんの?」みたいな(笑)。  

足が届く距離なんかにも違いはありましたか?


もちろん、それはありますけど、湘南ベルマーレにも、Fリーグの他のチームにも外国人選手はたくさんいるので、その驚きはあまりなかったです。それよりも、「そこから勝負してくるの?」っていう驚きが大きかったです。  

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