My First First Spike Yuins(FC东京)Vol.3“要求钉鞋轻盈,天然皮革比人造更好”
あなたが初めて履いたスパイクはなんですか? をキーワードに、日本でプレーする外国籍選手にスパイク遍歴や、日本と海外の違いなどについて聞く「マイ・ファースト・スパイク」。韓国の若き至宝、ユ・インス選手が語るスパイクへのこだわりとは? 聞き手は女優の加藤理恵さんです。
Tomoyuki Suzuki
|
2016/09/23
加藤:韓国には“プロスペックス”や“キッカー”といった、国内のメーカーもありますよね。
インス:小学生の時はキッカーのスパイクを履いていました。というのも、サッカー部の練習グラウンドが土で、試合会場は人工芝だったんです。土のグラウンドでスパイクを履くと、ポイントが削れていってしまうような気がしたので、練習では安いキッカーのスパイクを履いて、試合ではナイキと使い分けていました。
加藤:スパイクに求める条件は、子どもの時とプロになったいまとでは変わってきていますか?
インス:小学生の頃は、他の子が履いていない、ちょっと高級なスパイクを履くことで人気者になりたい気持ちもありましたが、中学、高校と進んで行くうちに、自分のプレースタイルにあった軽いスパイクを選ぶようになりました。
加藤:小学生の頃に高級なスパイクを履いていたということは、ご実家はお金持ちだったのですか?
インス:いえいえ、そんなことはありません(笑)。親におねだりして、文句を言われながらも買ってもらっていました。それに、何度も買い換えるというよりは、ひとつのスパイクを大事に履くタイプでしたから。
加藤:日本のメーカーのスパイクを履いたことありますか?
インス:はい。ミズノのモレリアは高校、大学時代に履いたことがあります。最初は足にフィットする感覚があって良かったのですが、履いていくうちに自分にはもっと軽いスパイクがいいなと感じました。
加藤:これまで、履いたことのないメーカーはありますか? プーマの名前は出ていませんが。
インス:プーマも履いたことはありますよ。アシックスはないですが、アンダーアーマーもあります。高校の時のユニフォームがアンダーアーマーだったので、選手全員が試し履きをする機会がありました。当時はアンダーアーマーのスパイクが発売されたばかりで、僕の足には合わなかったのですが、ウェアはすごくよかったです。
加藤:今後、インス選手がスーパースターになり、ユ・インスモデルのスパイクを作ってもらうとしたら、何を要望しますか?
インス:一番は軽いスパイクであること。そこは追求したいですね。あと、人工皮革よりは天然皮革がいいです。ただ、いま履いている「MESSI 15.1」は人工皮革ですが(笑)。
加藤:なぜ、天然皮革の方がいいんですか?
インス:人工皮革は、雨の日などにボールが滑る感覚があるんです。天然皮革だと、雨の日でも、ボールがピタッと吸い付くような気がします。
加藤:アディダスであれば、前田遼一選手が履いている名品、コパ・ムンディアルであったり、人気のパティーク・ブローロなどもありますが、そのあたりのスパイクに興味はないですか?
インス:コパ・ムンディアルは若干重い印象がありますね。それもあって、いまは自分のスピードや俊敏性を活かすために、「MESSI 15.1」のような軽いスパイクを選んでいます。それに、人工皮革はシュートをするときに、パワーを伝えやすいような気がするんですよね。
加藤:そうなんですね。最後は、インス選手の将来の目標について聞かせてください。最終的にはどんな選手になりたいですか?
インス:どこの国のリーグ、クラブでプレーしていても、ユ・インスという名前を聞けば、「その選手、知ってる」と言ってもらえるような、そんな選手になりたいです。
加藤:ありがとうございました。コマウォ(ハングルでありがとうの意味)。
インス:(にっこり笑顔で)コマウォ。
<概要>
ユ・インス 1994年12月28日生まれ。韓国出身。仁川萬壽北初等学校-慶信中学校-彦南高校-光云大学を経て、2016年にFC東京に加入。U-21、U-22、U-23韓国代表。2016年AFC U-23選手権準優勝。
加藤理恵(俳優・キャスター) 1985年7月29日、東京都出身。日系ブラジル人の母を持ち、サッカーとJリーグをこよなく愛する。俳優として様々な映画、ドラマ、CMに出演。「totoONE」ではレギュラー予想家として登場(http://www.totoone.jp)。公式ブログ http://ameblo.jp/kato-rie/ Twitter @vi729
インス:小学生の時はキッカーのスパイクを履いていました。というのも、サッカー部の練習グラウンドが土で、試合会場は人工芝だったんです。土のグラウンドでスパイクを履くと、ポイントが削れていってしまうような気がしたので、練習では安いキッカーのスパイクを履いて、試合ではナイキと使い分けていました。
加藤:スパイクに求める条件は、子どもの時とプロになったいまとでは変わってきていますか?
インス:小学生の頃は、他の子が履いていない、ちょっと高級なスパイクを履くことで人気者になりたい気持ちもありましたが、中学、高校と進んで行くうちに、自分のプレースタイルにあった軽いスパイクを選ぶようになりました。
加藤:小学生の頃に高級なスパイクを履いていたということは、ご実家はお金持ちだったのですか?
インス:いえいえ、そんなことはありません(笑)。親におねだりして、文句を言われながらも買ってもらっていました。それに、何度も買い換えるというよりは、ひとつのスパイクを大事に履くタイプでしたから。
加藤:日本のメーカーのスパイクを履いたことありますか?
インス:はい。ミズノのモレリアは高校、大学時代に履いたことがあります。最初は足にフィットする感覚があって良かったのですが、履いていくうちに自分にはもっと軽いスパイクがいいなと感じました。
加藤:これまで、履いたことのないメーカーはありますか? プーマの名前は出ていませんが。
インス:プーマも履いたことはありますよ。アシックスはないですが、アンダーアーマーもあります。高校の時のユニフォームがアンダーアーマーだったので、選手全員が試し履きをする機会がありました。当時はアンダーアーマーのスパイクが発売されたばかりで、僕の足には合わなかったのですが、ウェアはすごくよかったです。
加藤:今後、インス選手がスーパースターになり、ユ・インスモデルのスパイクを作ってもらうとしたら、何を要望しますか?
インス:一番は軽いスパイクであること。そこは追求したいですね。あと、人工皮革よりは天然皮革がいいです。ただ、いま履いている「MESSI 15.1」は人工皮革ですが(笑)。
加藤:なぜ、天然皮革の方がいいんですか?
インス:人工皮革は、雨の日などにボールが滑る感覚があるんです。天然皮革だと、雨の日でも、ボールがピタッと吸い付くような気がします。
加藤:アディダスであれば、前田遼一選手が履いている名品、コパ・ムンディアルであったり、人気のパティーク・ブローロなどもありますが、そのあたりのスパイクに興味はないですか?
インス:コパ・ムンディアルは若干重い印象がありますね。それもあって、いまは自分のスピードや俊敏性を活かすために、「MESSI 15.1」のような軽いスパイクを選んでいます。それに、人工皮革はシュートをするときに、パワーを伝えやすいような気がするんですよね。
加藤:そうなんですね。最後は、インス選手の将来の目標について聞かせてください。最終的にはどんな選手になりたいですか?
インス:どこの国のリーグ、クラブでプレーしていても、ユ・インスという名前を聞けば、「その選手、知ってる」と言ってもらえるような、そんな選手になりたいです。
加藤:ありがとうございました。コマウォ(ハングルでありがとうの意味)。
インス:(にっこり笑顔で)コマウォ。
<概要>
ユ・インス 1994年12月28日生まれ。韓国出身。仁川萬壽北初等学校-慶信中学校-彦南高校-光云大学を経て、2016年にFC東京に加入。U-21、U-22、U-23韓国代表。2016年AFC U-23選手権準優勝。
加藤理恵(俳優・キャスター) 1985年7月29日、東京都出身。日系ブラジル人の母を持ち、サッカーとJリーグをこよなく愛する。俳優として様々な映画、ドラマ、CMに出演。「totoONE」ではレギュラー予想家として登場(http://www.totoone.jp)。公式ブログ http://ameblo.jp/kato-rie/ Twitter @vi729