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新シーズンの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2022」が12日開催!中村憲剛氏・阿部勇樹氏が見どころを語る

Jリーグの2022年シーズンの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2022」が、2月12日に日産スタジアムで開催される。29回目の開催となる今回から、大会名称を変更。これまでの再生エネルギーを活用した大会運営に加えて、家庭の余剰食材をリサイクルするフードドライブなど、環境保護を配慮した取り組みも実施される予定だ。1月に行われた会見では、今大会のアンバサダーを務める元川崎フロンターレの中村憲剛氏と、元浦和レッズの阿部勇樹氏が登壇し、大会の見どころを語った。

图标kinggear图标KING GEAR编集部 | 2022/02/10

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川崎フロンターレがJ1リーグ連覇達成したことを受け、2年連続でスーパーカップのアンバサダーを務めることになった中村氏は、「昨年は、引退して間もない状況でのアンバサダー就任でしたが、『チームの中にいると、気づかないこともあったんだな』と改めて思いました。 引退してから1ヶ月しか経っていないのに、もうチーム内部のことが分からない。そんな中でお話させてもらうのは不思議な感覚だったのと同時に、引退したことに改めて気付かされました」と、昨年を振り返ると、3連覇を目指すフロンターレの現状についても言及。


「旗手選手(現セルテック)は移籍しましたけど、新加入選手が入り、昨年のスタメンで出ていた選手も残っている。どのクラブも『(川崎フロンターレに)3連覇はさせたくない』という気持ちはあると思いますが、そこに対して自分たちがどういう気持ちで臨んでいくかは、鬼木(達)監督もしっかりとマネジメントしていると思いますし、選手たちも、『天皇杯王者の浦和に勝って進んでいくんだ』という強い気持ちを見せてくれると思う」とコメント。

「公式戦の一発目なので、選手はキャンプでやってきたことをまずは発揮する。かつタイトルなので、勝つことで1年のいいスタートが切れるように、いい取り組みや準備して臨んでほしい」と、古巣への想いを語った。

そして対戦相手の浦和レッズに対しては、「ロドリゲス監督になって2年目のシーズンになりますが、メンバーも変わりながら力をつけている」と印象を語ると、「当日は間違いなく面白い試合になると思います」と熱い戦いに期待を寄せた。

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一方、昨年12月に選手生活を終えたばかりの阿部勇樹氏は、初のアンバサダー就任に対して、「初めての経験なので、どうしようかという不安もある」としつつも、「2022年シーズン一発目の試合ということで、両チームだけでなくJリーグの多くのサポーターの皆さんが待っていた試合でもある。サッカーのときもそうでしたが、こういう場も楽しんでやらせていただければと思います」と、想いを口にした。

続けて、昨年までプレーした浦和レッズと、川崎フロンターレの対戦について問われると、「浦和レッズを含めた他のチームも、『どうやって川崎フロンターレを止めるのか。倒すのか』と考えている思いますが、まず最初の試合で(浦和レッズが)それを見せられるのではないかと思う。今年の浦和は多くの選手が入れ替わり、(強化目標である)3年計画の最後の年を迎えた。去年以上に選手たちがピッチの上で躍動する姿を見せられるんじゃないかという期待はあります。『浦和レッズは素晴らしい』と言われるようなサッカーを見せてほしいです」と、昨年までプレーしたチームメートの奮起も促した。

「個人としては、これまでにスーパーカップに4回出させていただいていて、1回も勝てていないのが悔しいですね。2007年は移籍して最初のタイトルマッチだったのですが、0-4で負けてしまいましたし、(川崎フロンターレとの対戦した)2019年の大会も、『サポーターの皆さんに笑顔で帰ってほしい』と思っていましたが、試合に敗れた僕らはカップを掲げられなかった。あの試合は、後半から出させていただき中村憲剛さんのマークに付いていましたし、今でもよく覚えています。今年こそは(古巣の浦和レッズに)頑張ってほしいですよね」と、自らが手にすることが出来なかったタイトル獲得に向けて、後輩達の飛躍を促した。

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FUJIFILM SUPER CUP 2022 実施概要  (※FUJI XEROX SUPER CUPより改称 )

日時: 2022 年 2 月 12 日(土) 13:35 キックオフ  
場所:日産スタジアム(神奈川県横浜市) 
対戦:川崎フロンターレ(2021明治安田生命J1 リーグチャンピオン) vs  浦和レッズ(天皇杯 JFA 第 101 回全日本サッカー選手権大会優勝チーム) 

試合形式: 前・後半各 45 分の90 分制 勝敗が決しない場合は PK 方式によって勝敗を決定 

賞金:優勝:3,000 万円 準優勝:2,000 万円

放送:日本テレビ系全国ネットにて生中継  、インターネット配信  TVer (生配信) 

海外放映 :

J リーグ公式インターナショナル版 YouTube 他での生配信・生中継