松田宣浩は「100点満点の日」日韓OB戦開催！岩隈は「両国の交流が深められたら…」と今後に意欲

松田宣浩選手は2安打、岩隈久志投手は打者2人をアウトに打ち取り、存在感を示した。

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――試合を振り返ってみていかがでしょう？

松田：今日は原辰徳監督の誕生日だったので、そういった意味では、 試合は少し試合劣勢だったかもしれませんが、最後にこのような形で日本代表の逆転勝利で終われたことは、100点満点の日になったんじゃないかと思います。

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――２塁打を放った時、塁上で「熱男」ポーズも披露していました。

松田：試合前も「熱男」ポーズをやったけど、ツーベースにデッドボール2つ、そのあとにヒットも出ましたし、「熱男」らしい野球ができたんじゃないかと思うし。

（昨年2023年に松田選手は長年在籍したソフトバンクから原監督の率いる巨人に加入し、秋に引退した）

原さんには「去年はヒット1本だったのに、今日1日だけで2本に出るってことだけは本当に嬉しかったよ」と言っていただいたので……。去年1年間で頑張って１本だけだったのに、2本出たっていう感じは良かったなと思います。

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――MVPの糸井選手は“コソ練”していたようですが、松田さんはどのくらい練習はされましたか？

松田：少年野球のコーチをたまにしているので、その流れでやりましたけど、特に日韓戦に向けての練習はしてないです。まだ引退して1年目だから、そういった意味では……。今日はとにかく4出塁できたことが「熱い」です。

松田宣浩選手は、ベンチでも現役時代と同様にムードを盛り上げた。※筆者撮影 

平成唯一の3冠王を手にした松中信彦選手。※筆者撮影

松田宣浩選手のSNSには、元ソフトバンクホークスのチームメイトで、平成唯一の3冠王でもある松中信彦選手、城島健司選手、多村仁志選手といったチームメイトとの記念写真も投稿されている。

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城島健司選手は久々にユニフォーム姿を披露し、健在ぶりを示した。

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横浜、ソフトバンク、中日の３球団に在籍した多村仁志選手は代打で登場した。

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続けて岩隈久志投手のコメントをお届けする。

――今日のピッチングを振り返っていかがでしたか？

岩隈：良かったかな。最初はちょっと投げない予定だったんですけど、「このくらいだったらいけるよね？」と言われて一人たまたまアウトにできて、もう一人いくことになった。

（怪我で思うように投げられずに引退することになったが）

ファンの皆さんの前でもう一度投げる姿を見せられましたし、これまでに日韓の両国で熱い戦いをしてきた中で、引退した後もこのような試合ができて嬉しかった。（この試合を機に）アジアとか野球が広がってくれたらと思います。

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――見事に2人をアウトに打ち取りました。

岩隈：そうですね。見にきてくださる方もそうですし、普段チームを手伝ってくれるコーチも来てくれて、最初は僕が投げない予定だったんですけど、試合で投げられてよかった。

たまたまアウトが取れましたけど、たくさんのファンの前で投げられたのは嬉しかったです。また日韓で交流しながら熱い戦いしてきた中で、 野球選手を引退した後もこのような試合できたことが嬉しいですし、これによってさらにアジアの野球が世界に広がっていければいいなと思います。

ーーこの日に向けた調整は練習しましたか？

 岩隈：いえ、していないです。普段通り。

――今日の試合をご覧になられた学生さんや子どもたちへのメッセージをお願いします。

岩隈：引退した今はもうこうやって、僕らも日韓の中で戦わせてもらって、野球を楽しみながらできたことがよかったと思っているので、皆さんにも楽しくやってほしいなと思います。

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【出場選手】

侍JAPAN（日本）　監督：原辰徳　コーチ：山田久志　緒方耕一

投手：清水直行　能見篤史　馬原孝浩　上原浩治　岩隈久志　

　　　森福允彦　藤川球児　小松聖　岩田稔　攝津正

捕手： 城島健司　里崎智也　谷繁元信

内野手：鳥谷敬　小笠原道大　松中信彦　松田宣浩　片岡易之　

　　　　　西岡剛　宮本慎也

外野手：多村仁志　糸井嘉男　福留孝介　内川聖一　稲葉篤紀

韓国（KOREA）　

監督：キム・インシク　コーチ：アン・ギョンヒョン　チャン・ジョンフン　ヤン・サンムン

投手：ユン・ギルヒョン　ユン・ソクミン　ソ・ジェウン　ク・デソン　コ・チャンソン　チョ・ウンチョン　クォン・ヒョク　イ・ヒョンスン　ポン・チュングン　イ・へチョン

捕手：パク・キョンワン　チョ・インソン

内野手：チャン・ソンホ　ソン・シホン　パク・ソクミン　パク・チョンホ　キム・テギュン

外野手：イ・ジョンボム　ヤン・ジュンヒョク　パク・ハンイ　イ・デヒョン