「愛されすぎじゃない？」レジェンドが語る“中村憲剛”、引退試合の実況席に名だたるメンバーが大集結！

中村憲剛を慕う豪華メンバーのドリームマッチが実現！

最初はエキシビションマッチとして、なでしこフレンズvsケンゴフレンズが対戦。その後の試合で、前半はJAPANフレンズマッチとして、中村と共に日本代表として戦ったメンバーがJAPANフレンズブルーとJAPANフレンズホワイトに、後半はKAWASAKIフレンズマッチとして、川崎フロンターレの元チームメイトがKAWASAKIフレンズブルーとKAWASAKIフレンズホワイトにわかれて戦った。そして試合の合間には、参加したメンバーが順番に実況席を訪れ、インタビューに答えた。

「こんな引退試合はなかなかない」驚くほどの名だたる顔ぶれが集結

2013～2016年と2018年の半年を川崎フロンターレでプレーし、さらに日本代表としても中村と共に戦った大久保嘉人は「雰囲気はめちゃくちゃいいですね。すごいメンバーが集まって、久しぶりで楽しいですね」と話す。また、ドレッシングルームでのメンバーたちとの様子を聞かれると「みんな懐かしい話で持ちきりです」と笑顔で答えた。

川崎フロンターレで中村と共にプレーし、のちに監督となった鬼木達は、豪華なメンバーが集まったことに対して「もうびっくりしています」と驚きを口にする。さらに「こんな引退試合はなかなかない。憲剛じゃないと集まらないメンバー」と語った。鬼木の話からも、中村がトップの選手として活躍してきた偉大さと、共に戦った仲間からいかに慕われているのかが伝わる。

幼少期中村の憧れの存在、サッカー界のレジェンド・ラモス瑠偉も参戦

ケンゴフレンズ対なでしこフレンズのエキシビジョンマッチでは、Jリーグ黄金時代を沸かせたラモス瑠偉が参戦。2017年に川崎にフロンターレに加入し、中村とチームメイトだった家長昭博は試合を見て「ラモスさんがプレーしているのを見るのは特別な感情が沸く」と、子どもの頃の憧憬が甦ったようだ。

中村にとってもラモスは幼少期からの憧れの存在。今回、ケンゴフレンズとして参加したラモスは「こんなサポーターの前でこの素敵なピッチの中で、元日本代表の中村憲剛の引退試合に出させていただいたことが幸せですね。ありがとうの一言です」と感謝の想いを伝えた。

ラモスと共に実況席に座った元サッカー日本女子代表の鮫島彩も、女子サッカーとの試合を提案してくれた中村へ感謝の気持ちを口にする。そして「ぜひWEリーグの方も見に来てほしいですね」と、女子サッカーの盛り上がりに繋がるよう期待を寄せた。

日本代表として共に戦ったメンバーも続々と実況席に登場

2013年から2022年に川崎フロンターレでプレーし、現在はベルギーのシント＝トロイデンVVに所属する谷口彰悟は、KWASAKIフレンズマッチのゲスト解説として登場。現在治療を進めているアキレス腱断裂の負傷について「順調に回復しています」と報告し、ファンを安心させた。長友佑都は、中村について「愛され過ぎじゃない？ちょっと」と茶化して答える。「引退して4年経ってもまだ愛されている」と、サポーターの熱量に驚きを見せた。また小野伸二は「サッカーっていいですね」と、今回の引退試合でサッカーの楽しさや素晴らしさを改めて感じたと語る。

遠藤保仁は、JAPANフレンズマッチで中村のゴールをアシストしたことについて「ナイスパスでしたね」と自ら話し、実況席の笑いを誘った。またこの試合で行われたMKKP（最も憲剛を輝かせた選手）の「投票を意識していた」と明るく答え、「楽しく憲剛と最後にプレーできてよかったです」と語った。

集まったメンバーから伝わる中村憲剛の偉大さ

名だたるメンバーが集結した中村憲剛の引退試合。順番に実況席を訪れ、各々がインタビューに答える様子は、中村が長い期間トップの選手として走り抜け、その中でいかに多くの選手に慕われてきたのかが伝わってくるものだった。お祭りムードで行われた引退試合を、参加したメンバーも心から楽しんでいたようだ。普段とは違った雰囲気の中でのトークが聞けたことは、サポーターにとっても貴重な時間となっただろう。

DAZN『憲剛引退試合を振り返ろう #2 : 多くのレジェンドが実況席に！』より
配信日：2024年12月14日（土）

※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています