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今季も日ハムで活躍しそうな選手は?2024年9月のニュースから考える
2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。ソフトバンクのリーグ優勝に沸いた2024年9月にて今季にも活躍を見せてくれそうな選手を紹介していく。
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話題満載だった、2024年9月のパ・リーグ
8月パ・リーグ月間MVPを受賞したのはホークスのリバン・モイネロ投手。中継ぎから転向した1年目にして2度目の受賞となった。
そして2人目は、日本ハムのフランミル・レイエス選手。野球解説者の里崎智也氏は「今(2024年)のファイターズの躍進はレイエスと清宮(幸太郎選手)のおかげですからね!」と語気を強めた。レイエスがサヨナラホームランを打った試合も記憶に新しい。人気も実力も急上昇中の外国人選手だ。
そして2024年9月のニュースといえばオリックスバッファローズのT₋岡田選手と安達了一選手の今季限りでの現役引退発表だ。
T₋岡田は、2010年にホームラン王に輝いた。彼と同い年の安達は、コーチ兼任で選手として球団に貢献した。安達はオリックス・バファローズの今年の宮崎春季キャンプから「83」の背番号を付け、一軍内野守備・走塁コーチとしてチームを支えている。
今季の活躍も楽しみな日ハム選手は
2024年8月の日本ハムのプレーには特に注目だと里崎氏はいう。なかでも万波中正選手のライトからのレーザービームでホームに送球したシーン。
このシーンの見どころとしてはレーザービームはもちろん、キャッチャー伏見寅威選手のタッチの上手さだ。
「万波はランナーがセカンドにいてもいつも定位置より後ろを守っている。そこからホームを狙える超人的プレーですよね」「万波は超人。あんな後ろ守っててセカンドから(ランナーが)帰ってこれないんだと」と、人知を超えたプレーを称賛した。
続いてタッチのシーンにも着目した。「ランナーにタッチに行かないで、ベースの角にグローブを置いていく。これが基本的なんですよ」と。辻さんが「ランナー向かってるじゃないですか。体を寄せたくなりますよね?」と尋ねると「体にタッチしに行きたくなるんですけど、体にタッチしに行ってる間にかわされて手が先に入ったとかもあるんですよ」「ちゃんと伏見はベースの角にちゃんとミットを持っていく。持っていけばランナーは勝手に突っ込んでくる。(ランナーの)長谷川もわかっていたから何とかそのミットをかわそうとするけども、ココ(角)に置かれてたらかわしようが無いわけですよ」と、捕手ならではの目線でシーンを深く解説した。超人的な送球を見せた万波と基本的な動作をしっかりと守りホームを守った伏見。相対する2人が守った1点は大きく試合を大きく盛り上げた。
特に万波は今季のキャンプでその活躍が期待できるほど仕上がっている様子。引き続き目が離せない。
「ABEMA バズ!パ・リーグ#24(ゲスト 里崎 智也)」(2024年9月13日(金)配信)より
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています