
2025年MLBオープン戦開幕!初戦から大谷が魅せるー鈴木、吉田、日本勢の活躍(3/1~3/3))
いよいよ始まったメジャーリーグオープン戦。今か今かと心待ちにしていた日本のファンも多い事かと思われる。そんな中でも、大谷翔平選手や山本由伸選手、そして今年入団の佐々木朗希選手と、名選手が揃ったドジャースに注目が集まる。対エンゼルス戦では同じ高校出身の菊池雄星選手との対決にも注目が集まった。更に、翌々日のホワイトソックス戦でも2試合連続ヒットなどますます目が離せない。オープン戦負け知らずのカブスやレッドソックスでも日本人選手が勝利に貢献するなど大活躍を見せた様子もピックアップ。※トップ画像出典/Getty Images

大谷の今季初ホームラン!エンゼルス菊池との「花巻東対決」
2025年3月1日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 6x-5 ロサンゼルス・エンゼルス(キャメルバック・ランチ)
オープン戦初スタメンとなる大谷は1番・DHとして出場。エンゼルスの先発ピッチャーには、年齢こそ違えど同じ花巻東高校出身の菊池が選出された。1回先頭打者としてバッターボックスに立った大谷は、フルカウントからの6球目、外角高めのフォーシーム目掛けバットを大きく振ると、快音と共に打球はレフトスタンドへ一直線。初打席で見事ホームランを放ち、チームに先制点をもたらした。菊池は初回2点を失い、途中で一旦降板。だがオープン戦の特別ルールで2回から再びマウンドに立つと、2イニング連続で三者凡退に抑えた。47球を投げて被安打3、奪三振3、与四球1、失点2といった成績を収めた。時を越え、海を越えて実現した「花巻東対決」、今回は大谷の初打席特大ホームランで決着がついたようだ。
カブス・鈴木初安打!3打点と勝利に貢献!
2025年3月2日(日本時間)
シカゴ・カブス 7-4 クリーブランド・ガーディアンズ(スローン・パーク)
オープン戦からヒットに恵まれず辛酸をなめてきた鈴木誠也選手が3打数2安打3打点と勝利に大きく貢献し大活躍を見せた。この試合3番・センターでスタメン入りをした鈴木。1回、2回と2打席続けてタイムリーヒットを放ち、4-0と相手チームを大きく引き離した。4回の攻撃は見逃し三振に終わったものの3打数2安打3打点を記録、5回まで守備に就いた後6回に交代し役目を全うした。今季オープン戦で引き分けを挟んで7連勝と負け知らずのカブス。同じ勢いで、快音をアメリカの空に響かせて欲しい。
2試合連続安打!好調にヒットを重ねる大谷も活躍!
2025年3月3日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 6-3 シカゴ・ホワイトソックス (キャメルバックランチ)
1番・DHで出場した大谷は初回は見逃しの三振と終わってしまったものの、続く4回の第2打席、先頭打者としてバッターボックスに立ち、初球をセンター前に大きく飛ばしシングルヒットを記録した。6回第3打席に立つも代打を送られ交代し、この試合は2打数1安打と終わった。オープン戦2試合連続で安打を放ち、好調の様子を見せてくれた。

オープン戦初出場!吉田がタイムリーを放ち3打点の大活躍!
2025年3月3日(日本時間)
ボストン・レッドソックス 6-4 ニューヨーク・メッツ (ジェットブルー・パーク)
5番・DHでオープン戦初出場を果たした吉田正尚選手。1回1アウト満塁のシーンでは吉田のタイムリーツーベースで2点を先制し、この回レッドソックスは一挙4点と初回から大きくリードを広げた。更に3回にも吉田は2打席連続となるタイムリーヒットを放ち追加点奪い、試合は6-4でレッドソックスの勝利となった。2025年メジャー3年目を迎える吉田は3打数2安打3打点の大活躍を見せた。今シーズンも存分に手腕を発揮してもらいたい。
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