3x3.EXE专员中村纪明(Noriaki Nakamura)表示:“ 3x3有潜力认识到每个人都可以拥有一支专业团队的世界观。 』\
前半では開幕に先立って行われたプレスカンファレンスの様子をお伝えした。後編では3x3.EXEの特徴について、コミッショナーの中村考昭氏により詳しく伺う。
森大树
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2017/07/01
3x3 PREMIER.EXEの1チームを構成する選手の人数は6人で、他の競技のプロスポーツチームと比べると規模が小さいことが1つ、特徴として挙げられるが、実はそれだけに留まらない。他にもリーグやチームの運営方法について様々な側面で変わった部分がある。そのことについて、3x3.EXEコミッショナーの中村考昭氏に話を伺った。
まず、我々3x3 PREMIER.EXEの1チームの年間事業規模というのは平均で500〜600万円です。例えばBリーグクラブの年間規模が5〜6億円だったとしたら、単純計算で100分の1です。つまり事業規模だけを見ると1チームつくることと、100チームつくることが同じ難易度ということになります。
小さい規模のチームをつくるということはそれを維持するハードルというのも低くなるわけで、より誰でもオーナーになりやすい環境になっているとも言えます。経営リスクを最小限にし、極めて持続可能性の高いチーム運営をできるようになっているところが大きな特徴だと思います。
選手とはリーグが基本契約を結ぶので、報酬もすべて我々の方から支払いをしています。ただ、選手の活躍の評価というのはチームごとにあると思いますから、それを人事考課のような形で付けていただいて、それに応じて給与を設定していく形になります。
従ってチームオーナーは選手の人件費を支払うリスクがないんです。選手の方もチームの経営状態が悪化すると給与が支払われないケースというのが出てくるかと思いますが、それがありません。
リーグとしてはスポンサー様からのいただく資金のほかに収入源の軸がもう一つあり、それが我々の大きな特徴でもあります。それはチームを運営するというオーナー権と試合を行う興行権を分けているという点です。
我々の試合はショッピングセンターなどのスペースに誘致いただく形で開催します。ヒーローショーやお笑い芸人、音楽アーティストを呼んでショーを行うのと同じようなイメージです。でもショーをやろうとすると機材を組み立てたり、その他に別でMCを呼ぶ必要があったり、いろいろな部分でお金がかかって大変ですよね。
そこで代わりに我々が試合をしに行きます。ショーのように1日3回区切って行うのではなく、昼から夕方ごろまでずっと試合をやり、いつでも楽しめる状態になります。 なので、ショッピングセンターなどに試合を誘致していただくことがもう1つの大きなリーグの収益源になっています。
我々はスポーツの産業革命を起こしたいと考えています。 今は一部のお金持ちがプロスポーツチームを持ち、博打に近い形でビックマネー獲得に向けて選手を目指す人がいて、それに大衆が憧れるという構図が今のプロスポーツの基本的な構造だと思います。
そして象徴的な大きなスタジアムをどんどん建て、スポンサー料も上がっていく。
でも例えば車は一般人が乗ることができなかった時代がありました。そこでより安価で手の届きやすい価格の車が発売されると、その普及は一気に加速していきました。結果今では一家に一台ではなく、一人一台持つような世界になっています。
車の価格は下がりましたが、粗悪なものになったわけでないですし、車が一般化されたことで人々の生活というのは豊かになったはずです。それと同様にプロスポーツチームもダウンサイジングすることで産業化、一般大衆化させることができればどこにでもあるようなものになり、選手も20代に生涯年収を稼ぐようなビックマネーを得るのではなくて、普通の仕事と同じようにどこでも続けられるようにしたいという考え方を持っています。
そういったことに3x3という競技はフィットしていると思うので、より広めていくために選手数もチーム数も試合数も増やしていきたいんです。
年間500万円規模のチームなら、例えば共同オーナーが50人集まり、1人10万円出しあってプロスポーツチームを持つことが可能になる。誰もがプロチームを持てるというわくわくするような世界観を3x3は実現する可能性を秘めているのだ。
先日スポーツ庁から“スポーツ嫌い”を減らしていくといった発表もあった。そのためにはより一般大衆に対して、スポーツというコンテンツが近い距離に落ちていくことが大切になってくるはずだが、そういった点でも3x3.EXEの取り組みというのはこれまでのプロスポーツとは一線を画す、可能性を秘めているのではないだろうか。
3人制バスケットボール 3x3.EXE オフィシャルHP
http://www.3x3exe.com/
照片/ Taisuke Segawa
まず、我々3x3 PREMIER.EXEの1チームの年間事業規模というのは平均で500〜600万円です。例えばBリーグクラブの年間規模が5〜6億円だったとしたら、単純計算で100分の1です。つまり事業規模だけを見ると1チームつくることと、100チームつくることが同じ難易度ということになります。
小さい規模のチームをつくるということはそれを維持するハードルというのも低くなるわけで、より誰でもオーナーになりやすい環境になっているとも言えます。経営リスクを最小限にし、極めて持続可能性の高いチーム運営をできるようになっているところが大きな特徴だと思います。
選手とはリーグが基本契約を結ぶので、報酬もすべて我々の方から支払いをしています。ただ、選手の活躍の評価というのはチームごとにあると思いますから、それを人事考課のような形で付けていただいて、それに応じて給与を設定していく形になります。
従ってチームオーナーは選手の人件費を支払うリスクがないんです。選手の方もチームの経営状態が悪化すると給与が支払われないケースというのが出てくるかと思いますが、それがありません。
リーグとしてはスポンサー様からのいただく資金のほかに収入源の軸がもう一つあり、それが我々の大きな特徴でもあります。それはチームを運営するというオーナー権と試合を行う興行権を分けているという点です。
我々の試合はショッピングセンターなどのスペースに誘致いただく形で開催します。ヒーローショーやお笑い芸人、音楽アーティストを呼んでショーを行うのと同じようなイメージです。でもショーをやろうとすると機材を組み立てたり、その他に別でMCを呼ぶ必要があったり、いろいろな部分でお金がかかって大変ですよね。
そこで代わりに我々が試合をしに行きます。ショーのように1日3回区切って行うのではなく、昼から夕方ごろまでずっと試合をやり、いつでも楽しめる状態になります。 なので、ショッピングセンターなどに試合を誘致していただくことがもう1つの大きなリーグの収益源になっています。
我々はスポーツの産業革命を起こしたいと考えています。 今は一部のお金持ちがプロスポーツチームを持ち、博打に近い形でビックマネー獲得に向けて選手を目指す人がいて、それに大衆が憧れるという構図が今のプロスポーツの基本的な構造だと思います。
そして象徴的な大きなスタジアムをどんどん建て、スポンサー料も上がっていく。
でも例えば車は一般人が乗ることができなかった時代がありました。そこでより安価で手の届きやすい価格の車が発売されると、その普及は一気に加速していきました。結果今では一家に一台ではなく、一人一台持つような世界になっています。
車の価格は下がりましたが、粗悪なものになったわけでないですし、車が一般化されたことで人々の生活というのは豊かになったはずです。それと同様にプロスポーツチームもダウンサイジングすることで産業化、一般大衆化させることができればどこにでもあるようなものになり、選手も20代に生涯年収を稼ぐようなビックマネーを得るのではなくて、普通の仕事と同じようにどこでも続けられるようにしたいという考え方を持っています。
そういったことに3x3という競技はフィットしていると思うので、より広めていくために選手数もチーム数も試合数も増やしていきたいんです。
年間500万円規模のチームなら、例えば共同オーナーが50人集まり、1人10万円出しあってプロスポーツチームを持つことが可能になる。誰もがプロチームを持てるというわくわくするような世界観を3x3は実現する可能性を秘めているのだ。
先日スポーツ庁から“スポーツ嫌い”を減らしていくといった発表もあった。そのためにはより一般大衆に対して、スポーツというコンテンツが近い距離に落ちていくことが大切になってくるはずだが、そういった点でも3x3.EXEの取り組みというのはこれまでのプロスポーツとは一線を画す、可能性を秘めているのではないだろうか。
3人制バスケットボール 3x3.EXE オフィシャルHP
http://www.3x3exe.com/
照片/ Taisuke Segawa