『楽天カフェ渋谷 FCバルセロナフロア』責任者は語るvol.1「カフェ以上の存在となれるように」
楽天株式会社(代表取締役社長 三木谷浩史)は、FCバルセロナとメイングローバルパートナーとなったことを記念し、楽天カフェ渋谷店3Fに、「FCバルセロナフロア」をオープンした。そこで、フロア責任者である黒木昭彦氏(楽天株式会社 執行役員 ECカンパニー ディレクター)に、「FCバルセロナフロア」に対する熱い想いを語っていただいた。
Hidemi Sakuma
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2017/09/22
――FCバルセロナフロアを始めるキッカケから教えていただけますか。
黒木:楽天は7月1日から、「FCバルセロナ」(以下、FCB)の 「メイン グローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナー」となりました。
FCBは、地域と社会と共に歩んできて100年以上にもなり、「More than a club(クラブ以上の存在)」として認知されています。一方、創業から今年20周年を迎えた弊社は、当初から地域と社会と共に発展しながら貢献をする、「More than a company(企業の枠を越えた存在)」のようになることを目指してきました。
楽天とFCBは、同じような価値観を共有している組織同士であることも手伝って、パートナーシップを結ぶことになりました。
――お互いに素晴らしい価値観を抱くからこそ実現されたのですね。
黒木:そうですね。その中で、パートナーシップをどのように訴求していくかと考えた時に、地域と人々を巻き込んで社会に貢献していきたいということになりました。
楽天はインターネット・サービスを主とする会社ですが、リアルな世界でも人とのつながりを深めるような仕掛けを作りたいと思ったんですね。
そこで、リアルな世界で何ができるであろうかと試行錯誤していたら、「楽天カフェの3階をFCバルセロナフロアにしてみたらどうだろうか」と、弊社社員からアイディアが出てきました。
バルセロナフロアは、サポーターの皆さんと価値観を共有できる場として相応しく、今回の趣旨に凄く合っているので、国内におけるFCBファンの「聖地」にしたい、とオープンすることになりました。
――聖地として、これからいろいろなモノを発信していけそうですね。
黒木:そうですよね。今まで楽天カフェをご利用いただいているお客様はもちろんのこと、FCBのファンの方々も含めて、カフェ以上の存在となれるようにしていきたいです。
バルセロナフロアでのイベント等を通じて、ここに集まり、出会い、作られるコミュニティーにより、今までにない展開を広げていければ素晴らしいと思っています。
――素晴らしいです。出会いがあるからこそ、未来を共有できると思います。
黒木:楽天がFCBとのパートナーシップを通じて展開している大きなキャンペーンテーマの1つに、「Believe in the future」というものがあります。単に未来を信じるというのではなく、間に「in」が入っていることから、「未来が明るいモノであると信じる」という強い思いがこめられています。
ビートルズの名曲「Yesterday(イエスタデイ)」に、「I believe in yesterday」(「昨日が良いものだったと信じる」)というフレーズがありますが、それと似たような考え方ですね。
8月のリーガ・エスパニョーラ開幕戦の3日前に、バルセロナでテロ事件がありました。そのような状況下で行われたFCBの開幕戦を観て、テロに屈するのではなく未来を明るいものであると信じて、地域、市民、国民皆で明るい未来を作っていこうという考えが共通していることを、改めて認識させられました。
楽天も、明るい未来に向かっていきたいと思っていますし、そして、地域、社会の人達にとっても明るい未来となるように共に歩んでいきたいですよね。未来が明るいものであると信じるという概念の下にパートナーシップを組んで、それを1つ具現化しているのがこのカフェのフロアです。
渋谷のこの地に、未来を良いものだと信じるという価値観がある人達が集まることによって、明るい未来を切り拓いていけると信じています。5年後なのか10年後なのか、「あの時に、渋谷の楽天カフェのバルセロナフロアで、あの人に出会ったから今がこのようになっているんだ」といった事になれば素敵ですよね。
――人生のターニングポイントとなりますよね。
黒木:那很好。而从商业角度来看,我想越来越多地向大众传播前面提到的“相信未来”的想法。
私は、マーケティングの仕事に20年以上関わっていまして、ブランドもスポーツと同じで、これでもかと繰り返し行うことで定着していくものと思っています。あるスポーツブランドさんのロゴに関しても、「このマークは、一体何だ?」と思われていた頃がありましたが、これでもかと露出させて使い続けることによって認知されるようになりました。
そのようなブランディングをしていきたいので、今回のパートナーシップをきっかけに、「Believe in the future」や「More than a company」といったキャッチコピーを使い続けていき、多くの皆様にご理解いただいた上で楽天のファンにもなっていただければと思います。
私のビジネスパーソンとしての信条は、「ビジネスは、数字を出そうと思ってやるもんじゃない」ということ。ビジネスは、正しい事を行っていれば結果として必ず消費者が付いてきてくれるので、消費者との結びつきをブランディングを通じて構築していくというところがとても大事だと思っています。
今回、このバルセロナフロアを通して、弊社の価値観や考え方、そしてブランドとしてのあり方も理解していただけたらと思っています。 ビジネスはスポーツと凄く通じています。
スポーツチームの熱狂的なファンになる時は、自分自身をそのチームに投影すると思うんですよね。古い話ですが、92年のバルセロナオリンピックの後に、NBAブームが起こり、私もエア ジョーダン(バスケットシューズ)を買いました。エア ジョーダンを履いたら皆、同じように空中を飛べると勘違いをするわけですよ。
そのように、自分を一心同体にできるようなカフェであり企業として知られるようになっていきたいと考えています。
卷二要继续。
楽天カフェ渋谷 FCバルセロナフロア
https://cafe.rakuten.co.jp/fcbfloor/
楽天株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/
黒木:楽天は7月1日から、「FCバルセロナ」(以下、FCB)の 「メイン グローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナー」となりました。
FCBは、地域と社会と共に歩んできて100年以上にもなり、「More than a club(クラブ以上の存在)」として認知されています。一方、創業から今年20周年を迎えた弊社は、当初から地域と社会と共に発展しながら貢献をする、「More than a company(企業の枠を越えた存在)」のようになることを目指してきました。
楽天とFCBは、同じような価値観を共有している組織同士であることも手伝って、パートナーシップを結ぶことになりました。
――お互いに素晴らしい価値観を抱くからこそ実現されたのですね。
黒木:そうですね。その中で、パートナーシップをどのように訴求していくかと考えた時に、地域と人々を巻き込んで社会に貢献していきたいということになりました。
楽天はインターネット・サービスを主とする会社ですが、リアルな世界でも人とのつながりを深めるような仕掛けを作りたいと思ったんですね。
そこで、リアルな世界で何ができるであろうかと試行錯誤していたら、「楽天カフェの3階をFCバルセロナフロアにしてみたらどうだろうか」と、弊社社員からアイディアが出てきました。
バルセロナフロアは、サポーターの皆さんと価値観を共有できる場として相応しく、今回の趣旨に凄く合っているので、国内におけるFCBファンの「聖地」にしたい、とオープンすることになりました。
――聖地として、これからいろいろなモノを発信していけそうですね。
黒木:そうですよね。今まで楽天カフェをご利用いただいているお客様はもちろんのこと、FCBのファンの方々も含めて、カフェ以上の存在となれるようにしていきたいです。
バルセロナフロアでのイベント等を通じて、ここに集まり、出会い、作られるコミュニティーにより、今までにない展開を広げていければ素晴らしいと思っています。
――素晴らしいです。出会いがあるからこそ、未来を共有できると思います。
黒木:楽天がFCBとのパートナーシップを通じて展開している大きなキャンペーンテーマの1つに、「Believe in the future」というものがあります。単に未来を信じるというのではなく、間に「in」が入っていることから、「未来が明るいモノであると信じる」という強い思いがこめられています。
ビートルズの名曲「Yesterday(イエスタデイ)」に、「I believe in yesterday」(「昨日が良いものだったと信じる」)というフレーズがありますが、それと似たような考え方ですね。
8月のリーガ・エスパニョーラ開幕戦の3日前に、バルセロナでテロ事件がありました。そのような状況下で行われたFCBの開幕戦を観て、テロに屈するのではなく未来を明るいものであると信じて、地域、市民、国民皆で明るい未来を作っていこうという考えが共通していることを、改めて認識させられました。
楽天も、明るい未来に向かっていきたいと思っていますし、そして、地域、社会の人達にとっても明るい未来となるように共に歩んでいきたいですよね。未来が明るいものであると信じるという概念の下にパートナーシップを組んで、それを1つ具現化しているのがこのカフェのフロアです。
渋谷のこの地に、未来を良いものだと信じるという価値観がある人達が集まることによって、明るい未来を切り拓いていけると信じています。5年後なのか10年後なのか、「あの時に、渋谷の楽天カフェのバルセロナフロアで、あの人に出会ったから今がこのようになっているんだ」といった事になれば素敵ですよね。
――人生のターニングポイントとなりますよね。
黒木:那很好。而从商业角度来看,我想越来越多地向大众传播前面提到的“相信未来”的想法。
私は、マーケティングの仕事に20年以上関わっていまして、ブランドもスポーツと同じで、これでもかと繰り返し行うことで定着していくものと思っています。あるスポーツブランドさんのロゴに関しても、「このマークは、一体何だ?」と思われていた頃がありましたが、これでもかと露出させて使い続けることによって認知されるようになりました。
そのようなブランディングをしていきたいので、今回のパートナーシップをきっかけに、「Believe in the future」や「More than a company」といったキャッチコピーを使い続けていき、多くの皆様にご理解いただいた上で楽天のファンにもなっていただければと思います。
私のビジネスパーソンとしての信条は、「ビジネスは、数字を出そうと思ってやるもんじゃない」ということ。ビジネスは、正しい事を行っていれば結果として必ず消費者が付いてきてくれるので、消費者との結びつきをブランディングを通じて構築していくというところがとても大事だと思っています。
今回、このバルセロナフロアを通して、弊社の価値観や考え方、そしてブランドとしてのあり方も理解していただけたらと思っています。 ビジネスはスポーツと凄く通じています。
スポーツチームの熱狂的なファンになる時は、自分自身をそのチームに投影すると思うんですよね。古い話ですが、92年のバルセロナオリンピックの後に、NBAブームが起こり、私もエア ジョーダン(バスケットシューズ)を買いました。エア ジョーダンを履いたら皆、同じように空中を飛べると勘違いをするわけですよ。
そのように、自分を一心同体にできるようなカフェであり企業として知られるようになっていきたいと考えています。
卷二要继续。
楽天カフェ渋谷 FCバルセロナフロア
https://cafe.rakuten.co.jp/fcbfloor/
楽天株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/