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シャトルが舞う、圧巻のプレー!ダブルスで銅メダル獲得!バドミントン~プレイバックパリ五輪2024~

パリオリンピックで日本のバドミントンチームは12名が出場し、混合ダブルスで渡辺勇大選手と東野有紗選手のペア、女子ダブルスで志田千陽選手と松山奈未選手のペアがそれぞれ銅メダルを獲得した。※トップ画像:出典/Getty Images

图标kinggear图标KING GEAR编集部 | 2024/12/17

パリ五輪“バドミントン”のおさらい

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出典/VCG via Getty Images

オリンピックでは、男女それぞれシングルスとダブルス、そして混合ダブルスの計5種目が実施される。ゲームの内容は、重さ約90g、全長68cm以内のラケットで、重さ約5gのシャトルを打ち合う。ラケットにはカーボンやチタンなどの素材が使われる。シャトルの羽根の枚数は16枚と定められている。コートの長辺は13.4mで、ダブルスもシングルスも同様。短辺はダブルスで6.1m、シングルスで5.18mと定められている。ネットの高さはポスト上で1.55m、中央部で1.524m。

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来源/盖蒂图片社

試合はすべて2ゲーム先取の3ゲームマッチで、スコアリングシステムとしては、各ゲーム21点を先取したほうが勝ち、20点オールになったときは2点差がつくまで続く。29点オールになった場合、30点目を得点したほうの勝ちとなる。得点法はラリーポイント制。サーブ権のあるなしにかかわらず、ラリーで勝ったサイドに得点がカウントされる。大会のレギュレーションに関しては、シングルスでは3、4人が12~16のグループにわかれて総当たりのリーグ戦を行い、各グループ1位になった選手が決勝トーナメントに進む。ダブルスでは4人ずつの4つのグループにわかれてリーグ戦を行い、それぞれの上位2人が決勝トーナメントに進む。

プレイバックパリ五輪2024ホットな瞬間

男子シングルス決勝の舞台に、2016年のリオ大会で銀メダル、2021年の東京大会で金メダルを獲得したデンマーク代表ビクトル・アクセルセン選手が登場。ここまで決勝トーナメントをすべてストレートで勝ち進んできたアクセルセン選手は、こちらもすべてストレートで勝ちのタイ代表クンラブット・ビチットサーン選手と相見えた。前回王者は決勝の舞台でも終始ビチットサーン選手を寄せ付けず、2-0の圧倒的な強さで“余裕”の連覇を果たした。

プレイバックパリ五輪2024【日本選手メダル獲得の瞬間】

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来源/盖蒂图片社

混合ダブルスの3位決定戦で、渡辺勇大・東野有紗ペアは、去年の世界選手権で優勝した韓国のソ・スンジェ選手とチェ・ユジュン選手のペアと対戦。第1ゲームは一進一退の攻防が繰り広げられた序盤を経て、中盤以降は多彩なショットと強力なスマッシュで点差を広げ、21対13で先取。第2ゲームでは相手にリードを許す瞬間もあったものの、粘り強くショットで点数を重ねて逆転。22対20で第2ゲームも奪い、ゲームカウント2対0のストレート勝ちで、2大会連続の銅メダルを獲得した。

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出典/VCG via Getty Images

女子ダブルスの志田千陽・松山奈未ペアは、3位決定戦でマレーシアのタン選手とティナ選手のペアと対戦。第1ゲームは松山選手の力強いショットと志田選手のテクニカルなショットで相手を揺さぶり主導権を握ると、21対11でゲームを先取。第2ゲームも息の合ったコンビプレーでそのまま押し切り21対11で収め、ゲームカウント2対0のストレート勝ちで銅メダルを獲得。日本に女子ダブルスで2大会ぶりのメダルをもたらした。

パリ五輪2024キングギア編集部が注目した選手

女子シングルスは、2023年に日本の山口茜から世界ランキング1位の座を奪い取った韓国の22歳、アン・セヨン選手、リオ大会金メダリストのスペイン代表カロリナ・マリン選手、チャイニーズ・タイペイ代表で2023年のアジア王者のタイ・ツーイン選手、5年以上にわたり世界ランキングTOP5以内に君臨する中国のチェン・ユーフェイ選手など、タレントが目白押しに。女王の栄冠はアン・セヨン選手の頭上に輝いた。男子シングルスでは、リオ大会で銅メダル、東京大会で金メダルを獲得したデンマークのビクトル・アクセルセン選手が優勝候補の筆頭に。その下馬評通り、連覇の期待がかかったプレッシャーを感じさせない圧巻の強さを見せつけ、決勝の舞台でもストレート勝ちを収めた。混合ダブルスでは、世界ランク1位のジェン・シーウェイ選手とファン・ヤチョン選手のペア、世界ランク2位のフェン・ヤンジー選手とファン・ドンピン選手のペアという、中国チームに注目が集まった。この2ペアは準々決勝で対戦し、勝利したジェン・シーウェイ選手とファン・ヤチョン選手のペアが金メダルを獲得している。

【バドミントン】パリ五輪の戦績

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★女子ダブルス/志田千陽&松山奈未:銅メダル

予選ラウンド1回戦 対セティアナ・マパサ&アンジェラ・ユー:◯2-0(21-18・21-14)
予選ラウンド2回戦 対アシュウィニ・ポンナッパ&タニシャ・クラスト:◯2-0(21-11・21-12)
予選ラウンド3回戦 対キム・ソヨン&コン・ヒヨン:●0-2(22-24・24-26)
準々決勝 対マイケン・フォーゴール&サラ・チューイセン:◯2-0(21-7・21-12)
準決勝 対譚寧&劉聖書:●0-2(16-21・19-21)
3位決定戦 対ティナ・ムラリタラン&パーリー・タン:◯2-0(21-11・21-11)

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【解説】同種目2大会ぶりのメダル獲得!“バドミントン女子ダブルス”銅メダル 志田千陽 松山奈未

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★混合ダブルス/渡辺勇大&東野有紗:銅メダル

予選ラウンド1回戦 対葉宏蔚&李佳馨:◯2-0(21-14・21-13)
予選ラウンド2回戦 対鄧俊文&謝影雪:◯2-1(21-17・14-21・21-18)
準々決勝&対サプシリー・タエラッタナチャイ&デチャポン・プアバラヌクロ:◯2-0(23-21・21-14)
準決勝 対黄雅瓊&鄭思維:●0-2(14-21・15-21)
3位決定戦 対チェ・ユジョン&ソ・スンジェ:◯2-0(21-13・22-20)

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【解説】2度目のオリンピックでもメダル獲得!“バドミントン混合ダブルス”銅メダル 渡辺勇大 東野有紗

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