【パ・最多安打】を獲得した“辰己涼介”。抜群の存在感、貢献度でファンを魅了
スポーツ・チャンネル「DAZN」の番組「2024 タイトルホルダー」では、2024年シーズンのプロ野球で個人タイトルを獲得した選手のハイライト動画を紹介。今回は東北楽天ゴールデンイーグルス(以下楽天)の辰己涼介をピックアップ。辰巳選手は「最多安打」のタイトルを獲得しただけでなく、外野手のシーズン刺殺数を76年ぶりに更新。さらに両リーグ最多にして唯一の三塁打2桁(12本)を打ち出すなど、数々の記録を残している。そんな辰巳選手の活躍ぶりを3試合のハイライトから振り返ろう。※トップ画像出典/Getty Images
キングギア編集部 エンタメ班
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2025/01/22
シーズン初ホームランでリードを広げる
2024年5月1日、楽天はみずほPayPayドームで福岡ソフトバンクホークス(以下ソフトバンク)と対戦。1、3回に1点ずつ入れ0-2でリードする楽天は、4回表に辰巳の本塁打で3点目を獲得。
ちなみに、このホームランは辰巳にとって2024シーズン第1号で、2023年10月7日のソフトバンク戦以来となる。ようやく第1号が生まれた辰巳は、軽やかな足取りでダイヤモンドを一周しながら喜びと安堵の気持ちを噛みしめていたことだろう。
6回まではソフトバンクに得点を許さなかった楽天だが、7回に3点入れられ追い付かれてしまう。しかし、9回に粘りの追加点を取り、勝ち越しに成功している。
5安打の大暴れでチームの16得点に大きく貢献
2024年7月15日はエスコンフィールドで行われた北海道日本ハムファイターズ戦。この日の辰巳は5安打で大暴れ。チームも3-16で圧勝し、まさに“楽天の日”となる。スコアボードにも好調ぶりが顕著に表れ、得点がなかったのはなんと1、3、4回のみ。ペースを乱される場面がほとんどなく、攻守ともに素晴らしいプレーを連発。そんな中、辰巳も2回で満塁タイムリーヒットを、9回には16得点目の起点となる二塁打を放つなど、要所要所で活躍を見せた。
サヨナラ打でホーム3連敗を阻止
2024年7月28日、楽天はホーム(楽天モバイルパーク)で千葉ロッテマリーンズ(以下ロッテ)と対戦。
試合は5回が終わった時点で0-6とロッテペース。しかしロッテに2連敗中の楽天はホームでの3連敗を阻止するべく、6回に遂に反撃開始。1人目から順調に出塁して3人目でノーアウト満塁。4人目の犠牲フライ、5人目のタイムリーヒットで2点を入れる。ここで辰巳は3ランホームランを放ち、第4号となる本塁打で得点を5まで積み上げた。まだまだ勢いが止まらない楽天は、さらに2点追加して逆転に成功。0-6から7-6と一気にひっくり返す劇的な展開にスタジアムが沸いた。
7回に1点返されて同点に追い付かれるが、ヒーローは最後の最後にもやって来る。9回にランナー2、3塁で打席に立った辰巳は、サヨナラタイムリーヒットで勝ちを決めたのだ。記録と記憶に残るヒーローから来季も目が離せない。
『2024 タイトルホルダー』「【パ・最多安打】辰己涼介(楽天)」より
配信日:2024年12月9日(月)
内容:プロ野球2024年シーズンで活躍し個人タイトルを獲得した選手のスーパープレー集
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