山田大辅(卡尔斯鲁厄)访谈Vol.3“中学时代初次佩戴的中山正义模型”
インタビュー第3回はスパイクについて。中山雅史選手に憧れ、中山モデルを買った中学時代。ジュビロで出会った前田遼一選手とのエピソードも飛び出し…。
小池菊池
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2017/03/02
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――では、スパイクについて聞かせてください。子どもの頃、初めて履いたスパイクは何か覚えていますか?
山田:はっきり覚えてはいないのですが、黒革のモデルが主流のなか、黄色などの目立つ色のスパイクを履いていました。ちなみに、中学時代からずっとプーマなんですよ。
――静岡はプーマが多いですよね。
山田:プーマが根付いていますよね。色々なモデルがある中で、パラメヒコが一番好きです。履いた瞬間にスッとくるんです。記憶に残っている、初めて履いたスパイクはパラメヒコです。
――それはいつ頃ですか?
山田:中学一年生の時に中山さん(中山雅史)モデルを買ったのを覚えています。
――中山さんのことが好きなんですね?
山田:そうなんです! 水色と紺の中山さんモデルを買ったのを覚えています。
――山田さんとプレースタイルは全然違いますが、中山さんのどこに惹かれたのでしょうか?
山田:学生の頃にスタジアムへ試合を観に行ったのですが、中山さんが途中から出て来た時に、負けていたスタジアムの雰囲気がガラッと変わったんです。こんなにまで、一人の選手が一瞬にしてスタジアムの雰囲気を変えられるのはすごいなと思いました。
――2002年のワールドカップ・ロシア戦で、途中から中山さんが出て来た時のことを良く覚えています。横浜国際競技場が揺れました。何かやってくれるんじゃないかという期待をもたせてくれる選手ですよね。
山田:期待されている選手、愛されている選手、何かやってくれそうな選手がボールを持った時って、サポーターのワクワクした気持ちがピッチにいても伝わってくるんです。
僕もジュビロにいた時は、サポーターのみなさんにそう思って欲しいと思いながら、プレーしていました。自分がボールを持った時に、サポーターの方々が「チャンスになるぞ!」という雰囲気になって、ワクワクしてくれるのはすごく嬉しい瞬間です。
――サポーターの気持ちは選手に伝播するんですね。中山さんとジュビロでプレーしたことはありますか?
山田:大学3年時にジュビロの練習に参加した際に3,4日ほど一緒でした。その後、僕が入団したときは、中山さんは札幌でプレーしていたので入れ違いでした。
――実際に数日、練習を一緒にしてみてどうでしたか?
山田:一緒のピッチに立てたことが、純粋に嬉しかったです。誰よりも一生懸命、練習に取り組まれてましたし、僕が出したパスがずれていたときも「ナイスボール!」と、受け手の中山さんが「取れない俺が悪い」みたいなことを言ってくれたのを覚えています。
――練習生にも気を配って、ポジティブな言葉をかけてくれたのですね。
山田:そうですね。周りへの気配りなどを欠かさない面なども含め、あそこまで尊敬され愛される存在だったのではないかなと感じました。僕がジュビロで1番影響を受けた前田遼一さんも、中山さんの影響を受けていた部分があるのかなと思います。
前田さんは、僕が入団した当時、現役の日本代表でジュビロの絶対的なエースでした。言葉数が多い方ではないですが、誰よりも真摯にサッカーに取り組む姿勢、練習から誰よりも走って常に全力を尽くすところ、人間性も含めて、様々なことを学ばせてもらいました。
――スパイクの話に戻りますが、中山モデルのパラメヒコを履いていたと。
山田:パラメヒコがずっと好きで、メキシコライトも履きましたね。
――プーマから他のスパイクへ浮気をしたことは?
山田:中学の時から一度もないですね。高校の時に、チームメイトが履いているアディダスやナイキのスパイクを交換して履いたこともあったのですが、慣れているプーマが一番しっくりきました。唯一、ユニバーシアード代表の時に、公式戦でアディダスのスパイクをメンバー全員が履くことがあったのですが、そのことはプーマの担当の方にも伝えました。
――ユニバーシアードの時は、アディダスのなんというモデルを履いたのですか?
山田:アディピュアでした。プレデターも試しましたが、アディピュアがしっくりきたんです。その時以外は、プーマ一筋です。
――ドイツに来て、スパイクのポイントは変わりましたか?
山田:基本はミックスソールです。ドイツでは練習場の芝がグチャグチャの時もあるので、スタッドが6本のものを履くこともあります。カールスルーエのスタジアムは雨が降ると、少し踏み込んだだけでも芝がズレて山ができちゃうんですよ。
そうなると、ポイントが固定式のスパイクで踏ん張ると、足を持っていかれてしまいます。とはいえ、どのスパイクでも日本のピッチでプレーするときのようには踏ん張れないんです。だからこそスパイクだけでなく、体幹力などもアップしないといけないと感じています。
――スパイク選びで大事にしていることは?
山田:ボールタッチにこだわりたいので、人工皮革のシリーズでも天然皮革にしてもらっています。雨の時、人工皮革だとボールタッチが滑るような気がするんですよ。
――スパイクはどの位の周期で変えていますか?
山田:僕は足に馴染ませたいので、長く履くタイプです。試合と練習用を分けていて、試合用のスパイクは10試合ほど使います。人によっては試合の前半だけで変える選手もいるので、僕は長く履く方だと思います。ただ、練習用のスパイクはそれほど周期は気にしていません。
――今はプーマのどのスパイクを履いているのですか?
山田:エヴォパワーです。デルムンドも好きで、エボパワーはデルムンドの傾向なんです。好きで履いています。
(Vol.4に続く) 3月6日公開予定。
访谈合作/Balance Style Co., Ltd.
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――では、スパイクについて聞かせてください。子どもの頃、初めて履いたスパイクは何か覚えていますか?
山田:はっきり覚えてはいないのですが、黒革のモデルが主流のなか、黄色などの目立つ色のスパイクを履いていました。ちなみに、中学時代からずっとプーマなんですよ。
――静岡はプーマが多いですよね。
山田:プーマが根付いていますよね。色々なモデルがある中で、パラメヒコが一番好きです。履いた瞬間にスッとくるんです。記憶に残っている、初めて履いたスパイクはパラメヒコです。
――それはいつ頃ですか?
山田:中学一年生の時に中山さん(中山雅史)モデルを買ったのを覚えています。
――中山さんのことが好きなんですね?
山田:そうなんです! 水色と紺の中山さんモデルを買ったのを覚えています。
――山田さんとプレースタイルは全然違いますが、中山さんのどこに惹かれたのでしょうか?
山田:学生の頃にスタジアムへ試合を観に行ったのですが、中山さんが途中から出て来た時に、負けていたスタジアムの雰囲気がガラッと変わったんです。こんなにまで、一人の選手が一瞬にしてスタジアムの雰囲気を変えられるのはすごいなと思いました。
――2002年のワールドカップ・ロシア戦で、途中から中山さんが出て来た時のことを良く覚えています。横浜国際競技場が揺れました。何かやってくれるんじゃないかという期待をもたせてくれる選手ですよね。
山田:期待されている選手、愛されている選手、何かやってくれそうな選手がボールを持った時って、サポーターのワクワクした気持ちがピッチにいても伝わってくるんです。
僕もジュビロにいた時は、サポーターのみなさんにそう思って欲しいと思いながら、プレーしていました。自分がボールを持った時に、サポーターの方々が「チャンスになるぞ!」という雰囲気になって、ワクワクしてくれるのはすごく嬉しい瞬間です。
――サポーターの気持ちは選手に伝播するんですね。中山さんとジュビロでプレーしたことはありますか?
山田:大学3年時にジュビロの練習に参加した際に3,4日ほど一緒でした。その後、僕が入団したときは、中山さんは札幌でプレーしていたので入れ違いでした。
――実際に数日、練習を一緒にしてみてどうでしたか?
山田:一緒のピッチに立てたことが、純粋に嬉しかったです。誰よりも一生懸命、練習に取り組まれてましたし、僕が出したパスがずれていたときも「ナイスボール!」と、受け手の中山さんが「取れない俺が悪い」みたいなことを言ってくれたのを覚えています。
――練習生にも気を配って、ポジティブな言葉をかけてくれたのですね。
山田:そうですね。周りへの気配りなどを欠かさない面なども含め、あそこまで尊敬され愛される存在だったのではないかなと感じました。僕がジュビロで1番影響を受けた前田遼一さんも、中山さんの影響を受けていた部分があるのかなと思います。
前田さんは、僕が入団した当時、現役の日本代表でジュビロの絶対的なエースでした。言葉数が多い方ではないですが、誰よりも真摯にサッカーに取り組む姿勢、練習から誰よりも走って常に全力を尽くすところ、人間性も含めて、様々なことを学ばせてもらいました。
――スパイクの話に戻りますが、中山モデルのパラメヒコを履いていたと。
山田:パラメヒコがずっと好きで、メキシコライトも履きましたね。
――プーマから他のスパイクへ浮気をしたことは?
山田:中学の時から一度もないですね。高校の時に、チームメイトが履いているアディダスやナイキのスパイクを交換して履いたこともあったのですが、慣れているプーマが一番しっくりきました。唯一、ユニバーシアード代表の時に、公式戦でアディダスのスパイクをメンバー全員が履くことがあったのですが、そのことはプーマの担当の方にも伝えました。
――ユニバーシアードの時は、アディダスのなんというモデルを履いたのですか?
山田:アディピュアでした。プレデターも試しましたが、アディピュアがしっくりきたんです。その時以外は、プーマ一筋です。
――ドイツに来て、スパイクのポイントは変わりましたか?
山田:基本はミックスソールです。ドイツでは練習場の芝がグチャグチャの時もあるので、スタッドが6本のものを履くこともあります。カールスルーエのスタジアムは雨が降ると、少し踏み込んだだけでも芝がズレて山ができちゃうんですよ。
そうなると、ポイントが固定式のスパイクで踏ん張ると、足を持っていかれてしまいます。とはいえ、どのスパイクでも日本のピッチでプレーするときのようには踏ん張れないんです。だからこそスパイクだけでなく、体幹力などもアップしないといけないと感じています。
――スパイク選びで大事にしていることは?
山田:ボールタッチにこだわりたいので、人工皮革のシリーズでも天然皮革にしてもらっています。雨の時、人工皮革だとボールタッチが滑るような気がするんですよ。
――スパイクはどの位の周期で変えていますか?
山田:僕は足に馴染ませたいので、長く履くタイプです。試合と練習用を分けていて、試合用のスパイクは10試合ほど使います。人によっては試合の前半だけで変える選手もいるので、僕は長く履く方だと思います。ただ、練習用のスパイクはそれほど周期は気にしていません。
――今はプーマのどのスパイクを履いているのですか?
山田:エヴォパワーです。デルムンドも好きで、エボパワーはデルムンドの傾向なんです。好きで履いています。
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