山田大辅(卡尔斯鲁厄)采访Vol.2“在我来到德国之前,我在日本教练面前谈论扎克罗尼”
ジュビロ磐田で背番号10をつけて活躍し、2013年に日本代表として東アジアカップに出場した山田大記選手。2014年から戦いの場をドイツに移し、カールスルーエで3シーズン目を迎える。インタビュー2回目は、日本とドイツの違いについて。トップレベルを知る、山田選手ならではの分析をお届けしたい。
小池菊池
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2017/02/28
vol.1はこちらから
――ハリルジャパン(日本代表)もそうですが、ドイツも高い位置で相手からボールを奪って、ショートカウンターで攻めるチームが多いんですか?
山田:多いですね。ゴールキーパーとセンターバックのレベルがすごく高いので、相手に引かれて組織を作って守られると、なかなか崩せません。その状態でも相手を崩すことができるのは、バイエルンなどレベルの高いクラブです。
2部リーグでも守備の能力、組織力、センターバックやゴールキーパーのレベルは高いので、ショートカウンターのような形でないとなかなかチャンスになりません。そこはドイツと日本の違いだと感じます。ドイツでは、速く攻めないと点が入らない。
――ある意味、日本代表が目指しているサッカーに近いですよね?
山田:そうなんです。(前日本代表監督)ザッケローニさんの時からそうでした。あの時は僕も日本にいたので、なぜ、そんなに焦って「前!前!」って言うのだろうって思っていました。例えば、「サイドチェンジを1回したら、絶対にもう1回するな!」とか。Jリーグでは考えられないです。パスをつないで、攻撃をやり直して、やり直して、が多かったから。
でも、ドイツに来たらそれが当たり前で、同じ様なことを言われました。「1回サイドチェンジをしたら、絶対にスピードアップしろ!」と。スピードアップするためにサイドチェンジをしたんだから、1回サイドを変えたら行けって。ザッケローニさんが言いたかったのも、そういうことなんだろうなと感じました。
――ドイツに来たからこそ、感じることができたのですね。
山田:はい。日本では「相手にボールを取られない」ことを優先してプレーしていると思うのですが、ドイツでは前に行くチャンスを逃していると指摘されます。ミーティングでも、「何でここが空いているのに、ボールを出さないんだ!」と言われます。
そこでチャレンジして、味方にぶつける様なシュート性のパスを出してずれちゃったとか、グラウンドが悪くてトラップができないとかは起こりうるミスなので、仕方がないと。一方で、前に行くチャンスを逃して、バックパスをするのは許されないミスなんです。前へ行く姿勢を見せていくことが大事で、それはサポーターからも求められています。
――ボールを持ったら、積極的に行けと。
山田:これはサッカーのスタイルなので、どちらが良い、悪いではないですが、いまJリーグの試合を見ると、前に行く機会を逃しているなと思います。相手ゴールに向かってトラップをせずに、後方にトラップをしてゆっくりとパスを出したり。ただ、僕らの場合はボールロストも多いので、ガチャガチャしたゲームになりがちです。試合を見ていると、テクニックの部分ではJリーグの方が上回っていると思います。
――前に速く攻めることと、ボールをポゼッションすることの使い分けができれば、一番良いのでしょうね。
山田:そうですね。昨シーズンの風間さんのフロンターレは面白かったですよね。現実的かつ、日本人に合っていたので、見ていても楽しかったです。
――最近はボランチでプレーされてますが、どのようなことを意識していますか?
山田:前にパスを出して、味方にボールをつけることは意識しています。いまはボランチでプレーしていますが、自分は守備的な選手ではありません。バックパスばかりだと、守備に特徴のある選手が起用されると思うので、とにかく前へパスを出すことを心がけています。
――攻撃のスイッチを入れる役割ですね。
山田:はい。自分は、ボランチで守備的な選手とコンビを組むことが多いです。基本的に攻撃の時は自分が前に行って、もう一人のボランチが残るように、チームからも言われています。
――ここまで話を聞かせて頂いて、日本とドイツの違いが興味深いです。
山田:守備の組織戦術、ゴールキーパーとセンターバックのレベルが高いことが、攻撃も含めた全体の底上げになるのかなと思います。だから、速く攻めなければいけないという側面もありますし。
――とても面白いです。そろそろスパイクの話に行ってもいいですか(笑)
山田:そうでした(笑)。お願いします!
(Vol.3に続く) http://king-gear.com/articles/278
访谈合作/Balance Style Co., Ltd.
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――ハリルジャパン(日本代表)もそうですが、ドイツも高い位置で相手からボールを奪って、ショートカウンターで攻めるチームが多いんですか?
山田:多いですね。ゴールキーパーとセンターバックのレベルがすごく高いので、相手に引かれて組織を作って守られると、なかなか崩せません。その状態でも相手を崩すことができるのは、バイエルンなどレベルの高いクラブです。
2部リーグでも守備の能力、組織力、センターバックやゴールキーパーのレベルは高いので、ショートカウンターのような形でないとなかなかチャンスになりません。そこはドイツと日本の違いだと感じます。ドイツでは、速く攻めないと点が入らない。
――ある意味、日本代表が目指しているサッカーに近いですよね?
山田:そうなんです。(前日本代表監督)ザッケローニさんの時からそうでした。あの時は僕も日本にいたので、なぜ、そんなに焦って「前!前!」って言うのだろうって思っていました。例えば、「サイドチェンジを1回したら、絶対にもう1回するな!」とか。Jリーグでは考えられないです。パスをつないで、攻撃をやり直して、やり直して、が多かったから。
でも、ドイツに来たらそれが当たり前で、同じ様なことを言われました。「1回サイドチェンジをしたら、絶対にスピードアップしろ!」と。スピードアップするためにサイドチェンジをしたんだから、1回サイドを変えたら行けって。ザッケローニさんが言いたかったのも、そういうことなんだろうなと感じました。
――ドイツに来たからこそ、感じることができたのですね。
山田:はい。日本では「相手にボールを取られない」ことを優先してプレーしていると思うのですが、ドイツでは前に行くチャンスを逃していると指摘されます。ミーティングでも、「何でここが空いているのに、ボールを出さないんだ!」と言われます。
そこでチャレンジして、味方にぶつける様なシュート性のパスを出してずれちゃったとか、グラウンドが悪くてトラップができないとかは起こりうるミスなので、仕方がないと。一方で、前に行くチャンスを逃して、バックパスをするのは許されないミスなんです。前へ行く姿勢を見せていくことが大事で、それはサポーターからも求められています。
――ボールを持ったら、積極的に行けと。
山田:これはサッカーのスタイルなので、どちらが良い、悪いではないですが、いまJリーグの試合を見ると、前に行く機会を逃しているなと思います。相手ゴールに向かってトラップをせずに、後方にトラップをしてゆっくりとパスを出したり。ただ、僕らの場合はボールロストも多いので、ガチャガチャしたゲームになりがちです。試合を見ていると、テクニックの部分ではJリーグの方が上回っていると思います。
――前に速く攻めることと、ボールをポゼッションすることの使い分けができれば、一番良いのでしょうね。
山田:そうですね。昨シーズンの風間さんのフロンターレは面白かったですよね。現実的かつ、日本人に合っていたので、見ていても楽しかったです。
――最近はボランチでプレーされてますが、どのようなことを意識していますか?
山田:前にパスを出して、味方にボールをつけることは意識しています。いまはボランチでプレーしていますが、自分は守備的な選手ではありません。バックパスばかりだと、守備に特徴のある選手が起用されると思うので、とにかく前へパスを出すことを心がけています。
――攻撃のスイッチを入れる役割ですね。
山田:はい。自分は、ボランチで守備的な選手とコンビを組むことが多いです。基本的に攻撃の時は自分が前に行って、もう一人のボランチが残るように、チームからも言われています。
――ここまで話を聞かせて頂いて、日本とドイツの違いが興味深いです。
山田:守備の組織戦術、ゴールキーパーとセンターバックのレベルが高いことが、攻撃も含めた全体の底上げになるのかなと思います。だから、速く攻めなければいけないという側面もありますし。
――とても面白いです。そろそろスパイクの話に行ってもいいですか(笑)
山田:そうでした(笑)。お願いします!
(Vol.3に続く) http://king-gear.com/articles/278
访谈合作/Balance Style Co., Ltd.
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